(6) 高音質盤
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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 重量盤LP10枚組
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団
ライナー・キュッヒル氏率いるウィーン・ムジークフェライン四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集が待望の初LP化。ウィーン古典派作品のもつ高貴な薫りを漂わせながら、気品に満ちた演奏を展開しており、深い伝統を継承した、まさに確信に満ちたベートーヴェン像を築き上げています。今回の発売のためにLP用のマスタリングを行った上でカッティング。最良の形でのLP化です。
ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ曲集、他
朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
1977・78年に行われ、朝比奈にとって2回目のベートーヴェンの交響曲全曲とミサ曲2曲のライヴ録音を集成。さらに、1982年の「運命」特別収録。この時期の朝比奈は68歳から69歳にかけての、まさに心技ともに充実していた時期にあたり、テンポ感は終生変わらなかったものの、宇野功芳氏曰く、"朝比奈芸術の第1期のピーク"の頂点にあった演奏として知られる名演です。
SACDシングルレイヤー。
ベートーヴェン: 交響曲全集 (6回目) (1996-1997)
朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆が、90歳を迎える前の96年から97年にかけて完成させた、大阪フィルとの第6回目のベートーヴェン全集!「英雄」の雄大なスケール、「田園」の懐深い滋味、「第7番」の巨木の鳴動など、すべてが剛毅な風貌に包まれた正道の音楽。ブックレットには、宇野功芳氏による演奏解説全文、西濱秀樹氏による書下ろし新原稿を掲載。2020年江崎友淑氏による新マスタリング音源による最新復刻です。SACDハイブリッド。
ベートーヴェン: 交響曲全集 (+ステレオ版 第九)
シューリヒト(指揮) パリ音楽院管弦楽団
数あるシューリヒトの録音のなかでも特に素晴らしいもののひとつであり、当時のパリ音楽院管弦楽団が持つ優美な音色は、現在では特に失われた響きを懐かしむ点も含め、特に木管楽器やホルンは出色。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を楽しむことができます。ステレオ版の「第九」を別途収録。
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、ピアノ協奏曲第3番、他
アニー・フィッシャー(P)、フリッチャイ(指揮) ベルリン・フィル、他
フリッチャイが病と闘いながら胃と腸の手術を受ける直前までレコーディングを行っていた1958年10月の第3番「英雄」に加え、「レオノーレ序曲第3番」と、1957年に録音された「フィデリオ」全曲盤より抜粋した序曲も併録。フリッチャイの強固な意志で貫かれた至高の名演。さらに、アニー・フィッシャーとの共演においては、溌溂とした表現力と細部にわたる集中力に圧倒されます。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番
フリッチャイ(指揮) ベルリン・フィル
ベルリン・フィルとの最後のセッションとなった「運命」と、1960年収録の「第7番」は、数多いこれらの曲の録音の中でも群を抜いて輝いている名盤中の名盤です。第7番は、意思の強さを聴く者に強烈に感じさせる荘厳で格式の高い演奏で、これほど強固な推進力を感じさせる「第7番」は他にはそうないでしょう。第5番は、テンポはかなり遅いながらも異様なまでの緊張感が持続し、最後には豪快なまでに解放される様は圧巻です。
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」、「エグモント」序曲
フリッチャイ(指揮) ベルリン・フィル、他
この「第九」はフリッチャイ&ベルリン・フィルによる初のステレオ録音となったばかりでなく、フィッシャー=ディースカウ唯一の第九のセッション録音としても名高い名演。適切なテンポ設定と完璧なまでにベルリン・フィルを掌握したその指揮は、録音当時43歳とは思えないほどの仕上がりです。2017年最新デジタル化とマスタリングを施し、高音質化を実現!さらに求心力が増したフリッチャイの演奏は必聴です!
ケルテス・ベートーヴェン作品集
ケルテス(指揮) バンベルク交響楽団、ハンゼン(P)
演奏にはケルテスの特筆とも言うべき真摯で堅実な指揮が随所に表れており、バンベルク響の素晴らしい演奏や当時のオイロディスクの優秀録音と合わせ、今やDECCAのVPOとの新世界と並び、初期のケルテス録音を代表するひとつになりました。今回の復刻ではSACDとして初めて加わるピアノ協奏曲第3番を含め、オイロディスクでの全てのベートーヴェン録音を集成しました。SACDハイブリッド盤。
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザーク: ヴァイオリン協奏曲
ヨゼフ・スーク (Vn)、コンヴィチュニー、アンチェル(指揮) チェコ・フィル
若きスークが、亡くなる約3か月前のコンヴィチュニーと共演した貴重な録音である1962年録音のベートーヴェンと、第一人者と言って良い圧倒的な解釈力と技術の結晶であるアンチェルとの1960年収録のドヴォルザークの、いずれもスーク最初のスプラフォンへのセッション録音を新規で高音質化。ドヴォルザークでは、リズムの切れや躍動感、フレーズの切り換えなど素晴らしい代表的名演です!
高音質盤 ラインナップ
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