Sony Classicalよりブルックナーの名盤2点登場!ティーレマンの第4&チェリビダッケの第7
Sony Classicalから2021年10月にブルックナーの注目盤2点が発売されます!1点目は2020年8月21日&22日、ザルツブルク音楽祭での最新ライヴ、ティーレマン&ウィーン・フィルによる交響曲第4番"ロマンティック"。もう1点は1992年3月31日&4月1日、ベルリン、シャウシュピールハウスでの伝説のライヴ、チェリビダッケ&ベルリン・フィルによる交響曲第7番。後者はLD用音源からの初のSACDハイブリッド化となります。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)
ブルックナー没後125年メモリアル・リリース
ティーレマン&ウィーン・フィルのブルックナー:交響曲第4番"ロマンティック"
シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者、ザルツブルク復活祭音楽総監督を兼任し、名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるクリスティアン・ティーレマン。今やウィーン・フィルにとっても最重要指揮者の一人であり、このコンビが続けているビッグ・プロジェクト「ブルックナー:交響曲全集」録音にも大きな注目が集まっています。
第1・第2ヴァイオリンを左右に配する対向配置は、ブルックナーの作品の音楽構造を浮き彫りにする効果が絶大。全曲69分とゆっくり目のテンポで作品のスケールを壮大に描き出しています。ティーレマンの「ロマンティック」は、2008年のミュンヘン・フィル、2015年のシュターツカペレ・ドレスデンとの映像以来3回目となりますが(ベルリン・フィルとの2012年のライヴもデジタルコンサートホールで試聴可)、ウィーン・フィルとの今回の最新盤が決定盤となること間違いなし。当シリーズは、交響曲第8番が「レコード芸術」誌の「リーダーズ・チョイス」総合第3位に選ばれるなど、各紙・誌で高評価を得ており、この第4番も文字通りブルックナー没後125年のメモリアル・リリースとしての必聴盤の登場といえましょう。すでに第1番(ウィーン版)・第2番・第5番・ニ短調(第0番)・ヘ短調(第00番)の収録が終わっているこの全集録音への期待がますます高まる「ロマンティック」の新録音です。
(ソニー・ミュージック)
『ティーレマン&ウィーン・フィルのブルックナー・ツィクルス第3弾~交響曲第4番《ロマンティック》(ハース版)』特集ページはこちら>>>
孤高の巨匠によるベルリン・フィルとの伝説のブル7、遂に初CD化!
チェリビダッケ&ベルリン・フィルのブルックナー:交響曲第7番(SACDハイブリッド)
ブルックナー没後125年を記念して、ルーマニア出身の幻の指揮者セルジュ・チェリビダッケ(1912~1996)が1992年にベルリン・フィルを指揮した伝説のブルックナーの交響曲第7番を初SACDハイブリッド・ディスク化いたします。
1992年38年ぶりにベルリン・フィルの指揮台に立ったチェリビダッケは、ベルリンのシャウシュピールハウスにて3月31日の4月1日の2日間にわたり行なわれたベルリン・フィルとの特別演奏会で、十八番のレパートリーである第7番を取り上げ、圧倒的な名演奏を繰り広げました。この歴史的公演は当時ドイツ大統領だったヴァイツゼッカー直々の計らいで実現したもので、会場のただならぬ緊張感の中、録音をほとんど行わなかったチェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として収録されました。
今回はそのソニー・クラシカル所蔵のオリジナルLDマスターからベルリンのb-sharp社マーティン・キストナーによってDSDマスタリングSACDハイブリッド化を行いました。孤高の指揮者が残した奇跡の演奏を追体験できます。日本独自企画盤。
(ソニー・ミュージック)
『チェリビダッケ&ベルリン・フィルによる伝説のブルックナー:交響曲第7番、遂にCD化!(SACDハイブリッド)』特集ページはこちら>>>
カテゴリ : Classical | タグ : ANTON BRUCKNER
掲載: 2021年10月12日 12:00