『レコード芸術』2010年6月号～特選盤

毎月20日発売の月刊誌「レコード芸術」の2010年5月号における“特選”盤を集めました。輸入盤の取扱いの有るものはあわせてご案内しております。今回は、交響曲全曲録音シリーズが順調に進行中のジンマンによるマーラーの大曲、「千人の交響曲」やアルゲリッチ(「ルガノ・フェス2009」＆「Evening Talks[音楽夜話]」)、ザラフィアンツのショパン…、朝比奈隆＆ベルリン・ドイツSOによるハイドン、コバケンの「新世界より」、広瀬悦子のショパン、アルミンク＆新日本フィルによるフランツ・シュミットの「七つの封印を有する書」など、注目盤が多数となっています。DVDでは、名匠サヴァリッシュ＆バイエルン国立歌劇場が、92年、愛知県芸術劇場の柿落とし公演として行った「影のない女」！市川猿之助による演出も当時、大変話題になったもので、ファン大注目の商品化です。メゾの女王、バルトリによる「神へのささげもの～カストラートのための音楽」も、2009年9月、ナポリ・カセルタ宮でのコンサートを収録したもので、正に順風満帆な彼女の充実ぶりを如実に証明しており、正に快哉の一語。イル・ジャルディーノ・アルモニコによる演奏も興味深いものです。