ブランドン・ロスの入手困難2作品が復刻
70年代のロフトジャズ・ムーヴメントを経由し、ブルースやブラジル音楽などさまざまなジャンルが混じり合うスタイルで高い評価を集めるギタリスト/シンガー/作曲家で、カサンドラ・ウィルソンのグラミー受賞アルバム『New Moon Daughter』の音楽監督を務めたことでも知られるブランドン・ロス。
今回、生産終了で入手困難となっていた、タワーレコードのレーベルであるintoxicate recordsからリリースした、ディープかつ浮遊感溢れる音空間のなかで、ブラック・ミュージックの流れを汲んだ即興演奏が繰り広げられる2004年のファースト・アルバム『コスチューム』と、5曲で自身のヴォーカルをフィーチャーするなど、シンガー・ソングライターとしての資質を遺憾なく発揮した2006年の『Puppet』を、2,100円にプライス・ダウンして復刻。
当時より世界のジャズ・ファンから大きな反響を得ていたこの2作品の復刻を、ブランドン本人と音楽ファンからの強い要望により実現。まさに待望のリイシューとなっていますので、この機会にぜひチェックしてください!
photo by Ralph Gibson
ブランドン・ロス
ギタリスト、シンガー、作曲家。カサンドラ・ウィルソンのグラミー受賞アルバム『ニュー・ムーン・ドーター』をディレクションした音楽家として知られる。70年代のロフトジャズ・ムーブメントを経由、ニューヨークとシカゴが混ざり合う熱いジャズのコアで育つ。ソプラノ・ギターと呼ばれるギターを使い、特殊な音響空間を造りだす。アーリー・ブルース、MPB、シカゴジャズの香りが混ざり合うエキセントリックなスタイルは、キップ・ハンランハン、ミシェロ・ンデゲオチェロといったアーティスト、9.11以降のNYのインテリジェンスを刺激する注目のアーティスト。