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『日本作曲家選輯』シリーズ最新作!東京藝術大学編 - 橋本國彦:作品集

日本作曲家選輯

新憲法発布の日、新たな時代の到来を高らかに謳いあげた「交響曲第2番」
魂の永遠の安寧を祈る「三つの和讃」
世界初CD化となる橋本國彦晩年の代表作に加え、初期の秀作「感傷的諧謔」を収録。
東京藝術大学が総力を結集したプロジェクト、ついに完成!
日本人作曲家の貴重な作品を広く世に紹介するシリーズ企画「日本作曲家選輯」は、長年にわたりリスナーの方々の熱い支持を得て来ました。この度、戦中~戦後という激動の時代を駆け抜けた孤高の作曲家・橋本國彦に焦点をあて、橋本の母校である東京藝術大学の全面的な協力のもと、演奏から録音、ジャケット・デザインに至るまで、すべて藝大の音楽部と美術部の教授、准教授らが担当するプロジェクトによるCDが完成しました。楽曲は橋本の若き日の秀作「感傷的諧謔」と晩年の代表作「交響曲第2番」「三つの和讃」です。戦後、新憲法発布の際に初演された「交響曲第2番」は、新たな時代の到来を寿ぐ明るく輝かしい歌に満ちた作品。「三つの和讃」は、親鸞聖人の和讃をテキストとしたもので、深い叙情性の中に崇高な鎮魂の精神が溢れています。藝大に学び、後に母校で黛敏郎や矢代秋雄など優れた後進を育成した橋本國彦。21世紀の藝大が、音楽と美術の枠を超え、文字どおり総力を結集して偉大な先達への敬意を表明した貴重なCDアルバムです。

【曲目】
橋本國彦(1904-1949):
交響曲第2番
 1. 第1楽章 20:28
 2. 第2楽章 13:12
三つの和讃
 3. 第1曲《宝林宝樹微妙音》 5:31
 4. 第2曲《清風宝樹をふくときは》 4:55
 5. 第3曲《一一の花のなかよりは》 5:03
6. 感傷的諧謔 16:07
【演奏】
福島朋也(バリトン)[3,4,5]
湯浅卓雄(指揮)
藝大フィルハーモニア
【録音】
2011年2月20,21日 東京藝術大学奏楽堂 [STEREO]

<解説>
大角欣矢(東京藝術大学 音楽学部 楽理科 教授)
福中冬子(東京藝術大学 音楽学部 楽理科 准教授)
三枝まり(東京藝術大学 音楽研究センター 教育研究助手)
<デザイン>
松下計(東京芸術大学 美術学部 デザイン科 准教授)
<録音>
亀川徹(東京藝術大学 音楽学部 音楽環境創造科 教授)

 

※シリーズの旧作品は、こちら。

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2011年09月01日 13:20

更新: 2011年09月06日 15:07