ネーメ・ヤルヴィの「アッテルベリ」交響曲第6番、第4番 他
掲載: 2013年02月05日 13:05

ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ×シャンドス・レーベルの好評シリーズ「スカンジナヴィアン・プロジェクト」に、スウェーデンの作曲家”アッテルベリ”登場です
北欧スカンジナビア半島に焦点をあて、知られざる作曲家の名曲を世に知らしめてきた”シャンドス×ネーメ・ヤルヴィ”のシリーズ「スカンジナヴィアン・プロジェクト」に、スウェーデンの作曲家『クット・アッテルベリ』が登場します。
余程の北欧マニアでない限り名前も聞き覚えない、という方も多いのでは?しかし、このCDに収められている交響曲第6番を聴けば”これは!”と思っていただけるのではないでしょうか。それもそのはず、この曲、1928年にコロムビア・グラモフォン・カンパニーが主催した「シューベルト没後100周年作曲コンクール」で優勝し、賞金1万ドルを獲得すると同時に世界規模での名声を得るきっかけとなった曲で、通称《ドル交響曲》とも呼ばれているのです。しかも、コンクール第2位は”フランツ・シュミットの「交響曲第3番」”。他にも”ブライアンの『ゴシック』”や”ハンス・ガルの交響曲”等々、近代を代表するような曲が目白押しのコンクールでもありました。初演:アーベントロート、トスカニーニも幾度となく演奏会で取り上げています。しかし、作曲家自身の曖昧な立ち位置(スウェーデン特許庁勤務の日曜作曲家でした)と1940年代からの12音階の波に乗れず、過去の人扱いになってから人気が急落、今や一部北欧ファンに愛される”知られざる作曲家”になってしまったのです。作風はシベリウス+ラフマニノフ風の超絶ロマンを地で行くだけに、近代ながらも難解さは皆無。これでもかと北欧の音を聴かせてくれます。
長老ネーメ・ヤルヴィの指揮は、これまでの不遇を払拭すべくアグレッシブかつとことんロマンティックに快作を表現してゆきます。ロマン派最後の濃密な残り香を楽しんでみてください。
『アッテルベリ: 管弦楽作品集Vol.1』
【曲目】
アッテルベリ:
交響曲第6番Op.31《ドル交響曲》
ヴェルムランド狂詩曲Op.36
組曲第3番Op.19-1*
交響曲第4番Op.14《小さな交響曲》
【演奏】
ネーメ・ヤルヴィ(指揮) ヨーテボリ交響楽団
サラ・トローベック・ヘッセリンク(ヴァイオリン)*
ペール・ホーグベリ(ヴィオラ)*
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