「小澤征爾×村上春樹」~二人が語った音楽を聴き尽くす3枚組
掲載: 2013年03月07日 15:52
更新: 2013年04月15日 09:37

『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック
村上春樹、初のクラシックCD誕生!
世界に誇る音楽界の巨匠と文芸界の巨匠、二人が語り合った至福の時間を体験する。
「そういえば、俺これまで、こういう話をきちんとしたことなかったねえ」(小澤征爾)
2011年11月に発売以来、クラシック・ファンのみならず、多くの人々に読まれつづけ、すでに12万部を売り上げたベストセラー対談本『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮社)。
村上春樹氏の膨大なLPコレクションを次々聴きながら、小澤征爾が録音当時の様子を振り返るところは、多くの読者の心をわしづかみにしました。二人が聴き、語り合ったさまざまなレコードから、特に印象的だったものを集めたのがこの3枚組。
グレン・グールドとバーンスタインによる一触即発のブラームス(SONY音源)や、内田光子やゼルキンによるベートーヴェンのピアノ協奏曲、小澤征爾が劇的な復活を遂げた2010年のNYライヴ、ボストン響とサイトウ・キネン・オーケストラを比較したベルリオーズやマーラーなど、二人が実際に耳にした録音を集め、読者も二人の話をより親密に感じることのできる内容になっています!
※村上春樹氏による書き下ろしライナーノーツも必読!
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新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で取り上げられた、
ラザール・ベルマンによるリスト:「巡礼の年」(全曲;3枚組)など、関連タイトルは、こちら。
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ベストセラー中!限定入荷商品~『小澤征爾の芸術』(16枚組)は、こちら。
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【対談本『小澤征爾さんと、音楽について話をする』~抜粋】
・ピアノ協奏曲第1番から 第1楽章(ブラームス)
演奏:グレン・グールド(ピアノ)、レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
※同曲を聞いて(本文より)
小澤征爾:「あのね、あなたとこうして話をしていて、それで気がついたんだけど、僕もずいぶん変化しているんですよ」
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・幻想交響曲から 第4楽章:断頭台への行進(ベルリオーズ)
演奏:小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ(松本ライヴ)
※同曲を聞いて(本文より)
村上春樹:「でも最近のサイトウ・キネンになると、その包んでいた手のひらを少しずつ開いて、音楽に風を通し、自由にさせているという印象を受けるんです」
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・ピアノ協奏曲第1番から 第1楽章(ブラームス)
グレン・グールド(ピアノ)、レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
※同曲を聞いて(本文より)
小澤征爾:「グレンに関しての想い出がどんどん出てきた。何せ半世紀前のことなのに」
【『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック~収録内容】
CD 1
1.バーンスタイン、演奏前のスピーチ
レナード・バーンスタイン
2.ピアノ協奏曲第1番から 第1楽章(ブラームス)
グレン・グールド(ピアノ)、レナード・バーンスタイン、ニューヨーク・フィル
3.ピアノ協奏曲第3番から 第1楽章(ベートーヴェン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、小澤征爾、ボストン交響楽団
4.ピアノ協奏曲第3番から 第2楽章(ベートーヴェン)
内田光子(ピアノ)、クルト・ザンデルリンク、ロイヤル・コンセルトヘボウ管
5.ピアノ協奏曲第3番から 第3楽章(ベートーヴェン)
ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)、ジョン・エリオット・ガーディナー、オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク
CD 2
1.交響曲第1番から 第4楽章(ブラームス)
小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ(NYライヴ)
2.交響曲第5番から 第3楽章(シベリウス)
ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィル
3.バレエ組曲《火の鳥》から フィナーレ(ストラヴィンスキー)
レナード・バーンスタイン、イスラエル・フィル
4.バレエ《春の祭典》から 序奏(ストラヴィンスキー)
小澤征爾、ボストン交響楽団
5.バレエ《春の祭典》から 春のきざしと乙女たちの踊り(ストラヴィンスキー)
小澤征爾、ボストン交響楽団
《幻想交響曲》聴き比べ
6.幻想交響曲から 第4楽章:断頭台への行進(ベルリオーズ)
小澤征爾、ボストン交響楽団
7.幻想交響曲から 第4楽章:断頭台への行進(ベルリオーズ)
小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ(松本ライヴ)
8.カルミナ・ブラーナから おお、フォルトゥナ(終曲)(オルフ)
小澤征爾、ベルリン・フィル、他
CD 3
1.交響曲第2番《復活》から 終結部(マーラー)
小澤征爾、ボストン交響楽団、他
2.交響曲第8番《千人の交響曲》から 神秘の合唱(マーラー)
小澤征爾、ボストン交響楽団、他
《巨人》聴き比べ
3.交響曲第1番《巨人》から 第3楽章(マーラー)
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
4.交響曲第1番《巨人》から 第3楽章(マーラー)
小澤征爾、ボストン交響楽団
5.戦争レクイエムから 怒りの日(ブリテン)
小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ、他(NYライヴ)
6.ブルース・コンチェルト《ストリート・ミュージック》から 第1曲(ルッソ)
小澤征爾、サンフランシスコ交響楽団、他
7.歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》序曲(モーツァルト)
カール・ベーム、ウィーン・フィル
8.歌劇《ラ・ボエーム》から“私の名はミミ”
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィル
9.弦楽セレナードから 第1楽章(チャイコフスキー)
小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ(2010年録音)

『小澤征爾 名盤1600』シリーズ
2013年3月27日発売 (DG 7タイトル、DECCA 12タイトル)
小澤征爾がドイツ・グラモフォン、フィリップス・レーベルに録音した名盤を再発売。
長年のパートナーで音楽監督を務めたボストン響他との名演奏がラインナップされています。
・高精度なルビジウム・クロック・カッティングによって、よりマスターに忠実な音質を再現。
・オリジナル・ジャケットを生かしたデザイン。

『テラーク 名盤1600』シリーズもリリース!
80年代、小澤征爾が「テラーク」に録音した音源が再登場!1981年、40歳代の若き小澤が名門ボストンSOと行った2度目の録音となるベートーヴェン:「運命」(カップリングは序曲「エグモント」)は、生気漲る躍動感に溢れた指揮ぶりとオケの絶妙なアンサンブルがつくり上げる端正で純音楽的な演奏がベートーヴェンの古典美を見事に表現した秀演。
今は亡き大ピアニスト、ルドルフ・ゼルキンと録音したベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲(分売;81~84年録音)も、ゼルキンの高貴な巨匠性による高雅にして滋味あふれるピアノの音色、ぴったり息の合った小澤の指揮、そしてボストン、シンフォニー・ホールの美しい音響。正に堂々たるベートーヴェンの名演たちと言えるでしょう。
最後に、ヴィヴァルディの「四季」(81年録音)。独奏は名手シルヴァースタイン。ボストンSOの選りすぐりの名手たちの整えられたアンサンブルによる引き締まった演奏が素敵です。
カテゴリ : ニューリリース