S.クイケン&ラ・プティット・バンド~J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.16
掲載: 2013年03月26日 20:48
更新: 2013年03月27日 10:27

S.クイケン&ラ・プティット・バンドによるペンテコステのためのカンタータ集
クイケンのOVPP(One Voice Per Part =各パート1人)による大好評カンタータ集シリーズの第16弾です。
今回は聖霊降臨祭(ペンテコステ)の3日間と三位一体節のためのカンタータ。
教会暦で重要な祝日の一つ聖霊降臨祭。キリストの昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降って、さまざまな国の言葉で話すようになり、キリストの教えが世に広まるようになったという出来事を記念する祝日。
第1日目のカンタータ第34番はバッハの華やかな部分が凝縮され、全カンタータの中でも名作に数えられる作品。テンィンパニが活躍する立体的で明るい充実した曲で、クイケンの清新な息吹を感じる音楽性に見事にマッチしています。
第2日目のカンタータ第173番は器楽部分が充実した曲で軽やかにソロをサポートしています。
第3日目のカンタータ第184番は美しい舞曲アリアが登場する曲。
そして父(神)と子(イエス)と聖霊が一体であるという教理に基づく祝日である三位一体。その三位一体節のためのカンタータ第129番。トランペットやティンパニが加わり神への賛美に満ちた輝かしい印象の曲です。
端正で安定した演奏とソロ歌唱陣の力の抜けた見事な歌唱で聴くことのできる、充実した1枚です。
【曲目】
J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.16
カンタータ第34 番おお永遠の火、おお愛の源よBWV34
カンタータ第173番高く挙げられし血肉よBWV173
カンタータ第184番待ちこがれし喜びの光BWV184
カンタータ第129 番主に讃美あれBWV129
【演奏】
シギスヴァルト・クイケン(指揮)、ラ・プティット・バンド
ガーリンデ・サマン(S)
ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ヤン・ファン・デル・グラッベン(Br)
【録音】
2012年
カテゴリ : ニューリリース