“VINTAGE COLLECTION +plus”特別編　新宿店開店15周年記念Vol.1

ユニバーサルミュージックのご協力による『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション+plus”』シリーズ最新作は、10月に開店15周年を迎える新宿店を記念し「新宿店開店15周年記念」の合計10タイトルを2回に分けて発売いたします。今回は第1弾として5タイトル、いずれも名うての銘盤として発売されながらも、ここ暫く市場から消えていたものばかりです

タワーレコード・オリジナル企画盤
UNIVERSAL MUSIC×TOWER RECORDS
“VINTAGE COLLECTION +plus”特別編　新宿店開店15周年記念Vol.1

9/6(金)リリース　5タイトル
10/4リリース　5タイトル

企画・販売：TOWER RECORDS
制作・発売：ユニバーサル ミュージック合同会社

　ユニバーサルミュージックのご協力による『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション+plus”』シリーズ最新作は、10月に開店15周年を迎える新宿店を記念し「新宿店開店15周年記念」の合計10タイトルを2回に分けて発売いたします。
最初にプレとして9/6にVol.1の5タイトルを、そしてVol.2は初の試みとしまして、新宿店へご来店のお客様による「投票」結果を踏まえた上位5タイトル(予め10タイトル中から5タイトルを選んでいただくスタイル)を10/4に発売いたします(投票自体は終了。結果は後日発表)。今回は、タワー・セレクトとしてまずは5タイトルをアラカルトで発売します。
　Vol.1として発売します5タイトルは、いずれも名うての銘盤として発売されながらも、ここ暫く市場から消えていたものばかり。今年一気に名前が浸透したベルマンは、DGレーベルにも数多く録音をしていましたが、復刻自体は遅れておりました。そこで、世界初CD化の曲を含む故国ロシアのピアノ・ソロ作品集をこの度、復刻します。ベルマンの力が遺憾なく発揮されたこれら合計8曲はまさに必聴で、これこそが彼の真骨頂と言えるでしょう。ピアニストと言えば、アラウは今年生誕110年。6月にも日本初発売の「ミュンヘン・リサイタル」を発売いたしました(レコード芸術誌8月号特選)。それに続き、名盤である最後のベートーヴェン：ピアノ協奏曲全曲を復活いたします。このセットに関しましては、もはや言葉はいらないでしょう。全曲に2曲のソロ作品を併録。
　管弦楽ものではプレヴィンによるコルンゴルト作品集は燦然と輝く名演です。ハリウッドの映画音楽の礎を築いたコルンゴルトの評価は必ずしも一貫していないのかも知れませんが、映画音楽を芸術作品として評価を高めた彼の功績はもっと評価されてよいものです。プレヴィン＆LSOによる豪華な演奏が映える、素晴らしい作品の数々。一方、シリアスな作品も収めたこの2枚組はコルンゴルトの内面も照らした注目の1枚。そして、初期活動期のバレンボイム指揮による「イギリス管弦楽傑作集」もまた、忘れられぬ1枚です。《グリーンスリーヴズ》による幻想曲をはじめとした名曲や、イギリス情緒溢れるこれらの選曲と合わせ、実は知られざる名盤です。
　最後はペトリによるヴィヴァルディの協奏曲集を。ホリガーやアーヨ、トゥーネマンといった名手たちと共に、素晴らしい演奏を披露しています。実は名曲の宝庫であるこれらの協奏曲集は永らく廃盤でした。まさに隠れた名盤です。これら発売するアイテムは、「良いものを最良の形でお客様の手に」という考えを基に、発売CDを選定いたしました。

～新しくなった『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション・プラス”』(TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION +plus)では、これまでのコンセプトを踏襲しつつも、さらなるご愛顧に応えることを目指し、「+plus(プラス)」を末尾に付け加えました。デザインを一新し、オリジナル重視(アートワーク使用の増加、古いマスター音源はできる限り新規に)の姿勢はそのままに、音質の向上(ルビジウム・クロック・カッティングによるハイ・クオリティ・サウンド*を採用)と価格の見直しを行い、セットものはこれまでよりお求め安い価格設定としました。
　　*ルビジウム・クロックは人口衛星や超高精度レーザーなどに採用されており、従来のデジタル・オーディオに使用されていた水晶発振の1万倍の精度を誇ります。これをデジタル・プロセスに使用することにより、従来のCDでは得られなかった鮮明、且つ自然な音を実現するものです。
　＊尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

これがベルマンの超絶技巧の極地！DG録音の祖国ロシア作品を集成。

展覧会の絵、他～ロシア・ピアノ作品集/ラザール・ベルマン

※世界初CD化(3,4,5,6)
※初セット化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源をCDマスターに使用
※解説：柴田龍一氏、遠藤勝彦氏

【収録曲】
<DISC1>
1.モデスト・ムソルグスキー：組曲《展覧会の絵》
2.セルゲイ・プロコフィエフ：バレエ《ロメオとジュリエット》からの10の小品 作品75　から9曲
<DISC2>
3.セルゲイ・プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 作品14
4.同：ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 作品84
5.ドミトリ・ショスタコーヴィチ：24の前奏曲 作品34から10曲
<DISC3>
6.セルゲイ・ラフマニノフ：6つの楽興の時 作品16
7.同：6つの前奏曲集
8.コレルリの主題による変奏曲 作品42
【演奏】
ラザール・ベルマン(P)
【録音】
1975年11月12日　ベルリン、イエス・キリスト教会(4,6)、
1978年4月27-28日(1)、1978年6月13日(5)、1978年6月14-16日(2,3)　ミュンヘン、ヘルクレスザール
1980年2月1-3日(7,8)　ミュンヘン、プレナールザール

レコード史に燦然と輝く名盤！アラウ3回目の全集にして、最終回答。

ベートーヴェン：ピアノ協奏曲全集　他/クラウディオ・アラウ、サー・コリン・デイヴィス、シュターツカペレ・ドレスデン

※1989年レコード・アカデミー賞受賞(特別部門／全集･選集･企画)(1-5)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説：新忠篤氏、榊洋希氏 

【収録曲】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン：
<DISC1>
1.ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 作品15
2.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
<DISC2>
3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
4.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
<DISC3>
5.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》
6.アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
7.創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80【演奏】
クラウディオ・アラウ(P)
シュターツカペレ・ドレスデン(1-5)
サー・コリン・デイヴィス（指揮）(1-5)
【録音】
1984年10月(4)、11月(5)、
1987年2月(1)、6月(3)、10月(2)　ドレスデン、ルカ教会
1984年10月　スイス、ラ・ショー=ド=フォン(6)
1985年10月　スイス(7) 

最強の組み合わせによる、コルンゴルトの壮大なスペクタクルを再現！

コルンゴルト作品集(《シー・ホーク》組曲、《女王エリザベス》組曲、交響曲他)/アンドレ・プレヴィン、ロンドン交響楽団

※初セット化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※解説：アンドレ・プレヴィン「コルンゴルトについてのノート」(満津岡信育氏訳)、満津岡信育氏

【収録曲】
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト：
<DISC1>
1.《シー・ホーク》組曲(ヒューゴー・フリードホーファー、レイ・ハインドルフとミラン・ローダーによる管弦楽編曲)
2.《女王エリザベス》組曲(ミラン・ローダーとヒューゴー・フリードホーファーによる管弦楽編曲)
3.《海賊ブラッド》組曲(ヒューゴー・フリードホーファー、ミラン・ローダーとハインツ・レームヘルトによる管弦楽編曲)
4.《放浪の王子》組曲(ヒューゴー・フリードホーファーとミラン・ローダーによる管弦楽編曲)
<DISC2>
5.交響曲 嬰ヘ長調 作品40
6.組曲《空騒ぎ》作品11から(室内オーケストラのための)
【演奏】
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン（指揮）
【録音】
1996年5月(5,6)、2001年7月(1-4)　ロンドン

イギリスの気品と格式が表出された名曲の数々。隠れた名盤を復刻。

イギリス管弦楽傑作集/ダニエル・バレンボイム、イギリス室内管弦楽団

※ブックレット中にオリジナル・ジャケット・デザインを一部採用
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源をCDマスターに使用
※解説：三浦淳史氏、遠藤勝彦氏

【収録曲】
1.レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ：《グリーンスリーヴズ》による幻想曲
2.同：舞い上がるひばり
3.ウィリアム・ウォルトン：弦楽のための２つの小品(映画音楽《ヘンリー5世》から)
4.フレデリック・ディーリアス：小管弦楽のための２つの小品
5.同：歌劇《フェニモアとゲルダ》間奏曲
6.同：2つの水彩画
7.レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ：オーボエ協奏曲 イ短調
【演奏】
ピンカス・ズーカーマン(Vn)(2)
ニール・ブラック(Ob)(7)
イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム（指揮）
【録音】
1973年7月5日　ロンドン(1,3-6)、8月31日-9月4日　エディンバラ(7)
1974年5月19日　ハンブルク(2)

※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説：三宅幸夫氏

【収録曲】
アントニオ・ヴィヴァルディ：
<DISC1>
1.リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットのための協奏曲 ニ長調 RV94
2.リコーダー、オーボエ、ファゴットのための協奏曲 ト短調 RV103
3.リコーダー、オーボエ、2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 RV87
4.リコーダー、ファゴットのためのソナタ イ短調 RV86
<DISC2>
5.リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットのための協奏曲 ト長調 RV101
6.リコーダー、2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV108
7.リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットのための協奏曲 ニ長調 RV95《パストレッラ》
8.リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットのための協奏曲 ト短調 RV105
9.リコーダー、ヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 RV92
【演奏】
ミカラ・ペトリ（リコーダー）、
ハインツ・ホリガー（Ob）、フェリックス・アーヨ（Vn）、
パスクァーレ・ペッレグリーノ（Vn）、クリスティアーヌ・ジャコッテ（Cemb）、
クラウス・トゥーネマン（Fg）、トマス・デメンガ（Vc）、
ジョナサン・ルービン（テオルボ）
【録音】
1983年5月23-28日　スイス、ラ・ショード・フォン