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ローラ・マヴーラ名盤『Sing To The Moon』のライヴ・ヴァージョン

Laura Mvula

オーケストラ・アレンジが新たな息吹を吹き込むローラ・マヴーラの名盤『Sing To The Moon』のライヴ・ヴァージョン。”Voice of 2013”と讃えられ、2013年にイギリスから彗星のごとく現れたシンガー・ソングライター ローラ・マヴーラ。デビュー・アルバム『Sing To The Moon』では、誰の心にも宿る原風景を、クラシックの素養に裏付けられた多彩なオーケストレーションで自身の声を重ねていく、ソウルともゴスペルとも違う彼女ならではのオリジナリティで描き上げた。このアルバムは、「BBC"Sound of 2013"」「BRIT AWARDS 批評家賞」にノミネートされたばかりでなく、アメリカはじめ各国でもリリースされ、ここ日本も含め世界中で行われたこのアルバム・ツアーでローラ・マヴーラは大きな歓迎を受けながら世界の音楽ファンを虜にした。
2013年圧倒的な印象を残したこのアルバムを、オランダが誇るメトロポール・オーケストラ(指揮:ジュール・バックリー)との共演で、名門アビー・ロード・スタジオでライヴ録音したものが今作。ジュール・バックリーとローラ・マヴーラが2013年にBBCの企画で初共演した際に大きな反響があったことがきっかけで、今回のレコーディングは企画された。”一人の女性によるシンフォニー”で表現されたオリジナル『Sing To The Moon』の世界が、今作では52人のオーケストラと共にライヴ録音されている。まるでオーケストラと共に昇天するかのようなこのライヴ・ヴァージョンは、『Sing To The Moon』の世界に新たな光を当て、新しい解釈でローラ・マヴーラの世界を楽しませてくれる。曲順もオリジナル『Sing To The Moon』とは異なる。聴く者それぞれがパーソナルな思い入れと共に愛聴してきた『Sing To The Moon』が、新たな息吹を得て再び世界を魅了する。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ソウル/R&B

掲載: 2014年06月26日 13:30