アンドレ・メマーリと仏の気鋭ドラマー＝フランソワ・モランによるデュオ作

現代ブラジル最高峰のピアニスト／作曲家アンドレ・メマーリと、フランス出身の気鋭ドラマー／作曲家フランソワ・モランによるデュオ・アルバム。ブラジル音楽／ジャズ／クラシック／現代音楽の深い素養と豊かな才能、研ぎ澄まされた感性、高度な演奏技術を併せもつ音楽家2人の奇跡的な邂逅から始まった物語。

ダイナミズムと閃きにあふれるメマーリのピアノと、「旋律を奏でるドラマー」の異名をとるモランの繊細なドラムが呼応し合う。両者が融合し、メロディーとリズムがやがて音のさざ波となって聴覚を刺激し、いつしか優美かつ鮮烈な音世界へと誘われる…
初セッションで演奏を始めるや否や、その音楽的成功を共に確信したという、深く響き合う両者。２人が重ねた録音から作り上げられた、フリー・インプロヴィゼーションと呼ぶにはあまりに高次元な音楽的試みに満ちた「マスター・ピース・オブ・アート」が日本のみ先行発売！

今や現代ブラジルにおける最高峰ピアニスト／コンポーザーとなったアンドレ・メマーリと、フランス出身で現在はリオで活動する気鋭のドラマー、フランソワ・モラン。ピアニストとドラマーという珍しい編成のデュオで重ねたインプロ・セッションの音源の数々に、メマーリがギター／ベース／シンセなどをオーヴァーダブで加えた楽曲群「IMPROVISO」は、インプロならではの瞬発的な閃きやスリリングなインタープレイの魅力はそのままに、楽曲としてしっかりと展開し、クライマックスの高揚感まで導かれる。加えてメマーリのオリジナル曲が２曲、さらにカヴァー曲にアントニオ・カルロス・ジョビンの「Amor em Paz」とキース・ジャレットの「Memories Of Tomorrow」、そして「荒城の月」を収録。