才人ヘレヴェッヘ、新たなる大作へ！～ドヴォルザーク：レクイエム

古楽方面はもちろん､モダン系でも快進撃は止まらない才人ヘレヴェッヘ、ドヴォルザークの新たなる大作へ！ヘレヴェッヘの快進撃が止まりません。レオンハルト指揮のバッハ・カンタータ全曲録音での合唱指揮時代から数十年、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントを率いてのルネサンスから近現代にいたる広範なレパートリーでの比類ない名演の数々のかたわら、基本的に現代楽器オーケストラである名門フランダース・フィルとも数々の名録音を残すようになったヘレヴェッヘは、ハイドン『四季』でレコード・アカデミーを受賞したばかりです。
ぬくもりあふれる解釈で楽団全体を驚くべき一体感にまとめあげ、息を飲む名演の数々を毎年Phiに刻むようになってから４年が過ぎたいま、新たに登場する新録音は、2013年の来日公演すこし前にリリースされ「レコード芸術」に特選を持って迎えられた、Phiレーベルでのフランダース・フィルとの共演第１弾であるドヴォルザーク『スターバト・マーテル』に続く大作録音！レクィエム・ファンも黙ってはいない、あのドヴォルザーク晩年の傑作がいま、この素晴しい名匠のタクトで甦ります。どうして注目せずにおれましょうか。今回も充実解説日本語訳＆訳詞付です。お見逃しなく！
(マーキュリー)

【収録曲】
アントニーン・ドヴォルザーク：死者のためのミサ曲(レクィエム)作品89
【演奏】
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
　イルセ・エーレンス(S)
　ベルナルダ・フィンク(Ms)
　マクシミリアン･シュミット(T)
　ナタン･ベルク(Bs)