マゼール&ウィーン・フィルのシベリウス/交響曲全集がCD+Blu-ray Audioで復活
名演として名高い1960年代のマゼールのシベリウス交響曲全集が久しぶりに復活。そして同内容を1枚の高音質のBlu-ray Audio Discに収録して封入というオーディオファンにもうれしいセットとなっております。1963年にはザルツブルク音楽祭にデビューし、1965年にはベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督に就任するなど、破竹の勢いでヨーロッパの音楽界を席巻していた若きマゼール。このシベリウスには、そんな彼の野心に満ち溢れた濃厚なロマンティシズムと、オーケストラを完璧に掌握しようとする意気込みが込められています。多くの指揮者がシベリウスに求める「清冽な響き」や「精神性」とはかけ離れた、極めてユニークな音楽といえましょう。録音されて50年を経た演奏ですが、ウィーン・フィルの豊かな響きは決して色褪せることがありません。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
『シベリウス:交響曲全集』
【曲目】
シベリウス:交響曲第1番ホ短調Op.39, 交響曲第2番ニ長調Op.43, 交響曲第3番ハ長調Op.52, 交響曲第4番イ短調Op.63, 交響曲第5番変ホ長調Op.82, 交響曲第6番ニ短調Op.104, 交響曲第7番ハ長調 Op.105, カレリア組曲Op.11, 交響詩「タピオラ」Op.112
【演奏】
ロリン・マゼール(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1963~1968年, ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ:セッション)
【マスタリング情報】
Studio – Abbey Road Studios, London
Mastering Engineer – Ian Jones
Audio remastered at 24bit/96kHz from original analogue tapes.
Tapes were preserved and transferred at this bit depth for the first time this year (2015)
Blu-ray audio – authored by WLP Ltd. Manufactured at Arvarto.
Audio available as Dolby True HD and LPCM 2.0 96kHz