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ベロフ満を持してのドビュッシー前奏曲集再録音にM=J.ジュードとのリスト:2台ピアノ作品集!

ベロフのドビュッシー

2016年3月に来日予定のフランスの名ピアニスト、ミシェル・ベロフ(1950~)。来日を前に好企画&高音質で定評のあるフランスのLYRINXレーベルより2タイトルをリリースします。

ドビュッシーの前奏曲集はベロフが20歳の時にデビュー・アルバムとしてEMIに録音した思い入れの深いレパートリー。その後、DENONに再録音し、コンサートでも数えきれないほど取り上げています。今回、3度目となる全曲盤はベロフ62歳、デビュー・アルバムから実に42年が経過しています。20歳の時の録音が音の細密画をシャープな線で描いていたとすれば、今回の録音は陰影と奥行きが一気に深まり、さらには沈黙、間の感覚に豊かなニュアンスが含まれています。ピアニストとして今まさに脂が乗りきったベロフの18番。
(東武トレーディング)

LYR 2281(SACD ハイブリッド)
※日本語オビ・解説付き

クロード・ドビュッシー(1862-1918):
24の前奏曲(全曲)
(第1集)デルフィの舞姫/帆/野を渡る風/夕べの大気に漂う音と香り/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/とだえたセレナード/沈める寺/バックの踊り/ミンストレル
(第2集)霧/枯れ葉/ヴィーノの門/妖精たちはあでやかな踊り子/ヒースの荒野/奇人ラヴィーヌ将軍/月の光が降り注ぐテラス/水の精/ピクウィック殿を称えて/カノープ/交代する3度/花火

ミシェル・ベロフ(Pf)

録音:2012年5月8-11日、マルセイユ

Total time:[76:19]
(SACD5.1チャンネル/SACDステレオ/通常CDステレオのハイブリッド)

ミシェル・ベロフが評価の高いフランスの女流マリー=ジョセフ・ジュードと組んでリストの2台のピアノのための作品集を録音しました。いずれもピアノ独奏版やオーケストラ版で知られた作品ばかりを集めたユニークなアルバムです。よく知られた「ドン・ジョヴァンニの回想」や「前奏曲」はリスト本人による2台ピアノ・ヴァージョンへの編曲で「詩的で宗教的な調べ」はリストの弟子でピアニストとしても知られるエミール・フォン・ザウアーによるものです。
(東武トレーディング)

LYR 2278(SACDハイブリッド)

「リスト:2台のピアノのための作品集」
フランツ・リスト(1811-1886):
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想(2台ピアノ版)S.656(1877)
交響詩「前奏曲」(2台ピアノ版)S.637(1856)
悲愴協奏曲(2台ピアノ版)S.258(1856)
詩的で宗教的な調べ(2台ピアノ版、ザウアー編)

ミシェル・ベロフ(Pf)マリー=ジョセフ・ジュード(Pf)

(SACD5.1チャンネル/SACDステレオ/通常CDステレオのハイブリッド)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2015年12月17日 13:00