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ゲルト・シャラー&フィルハーモニー・フェスティヴァによるブルックナーの習作交響曲「00番」!

シャラー

ブルックナーの習作中の習作交響曲「00番」。これまでインバルやスクロヴァチェフスキらの録音もありますが、当代きってのブルックナー指揮者シャラーによる超期待の新録音の登場となります。
習作とはいえブルックナー39歳の作で、すでに未熟な感はありません。むしろオーストリアの田舎を彷彿させる牧歌的な叙情美にあふれていて魅力的。弱いとされるフィナーレにも多くの美しい音楽を聴くことができます。
さすがブルックナーの全作品を手掛けつつあるシャラー、この曲にちりばめられたブルックナーならではの語法と特徴を巧く引き出し、感動的な音楽に仕上げています。滅多に演奏されない作品が、このクオリティのライヴ演奏で現れたことは大歓迎と申せましょう。
ゲルト・シャラーは1965年バンベルク生まれ。1993年にハノーファー州立歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートさせ、1998年にブラウンシュヴァイク州立歌劇場、2003年から2006年までマグデブルク劇場の総音楽監督を務めました。ブルックナーのエキスパートで、ついにはオルガン独奏曲まで奏してしまうほどのこだわり。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブルックナー:交響曲ヘ短調
【演奏】
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ
【録音】
2015年9月、エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年03月08日 00:00