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ケリー・オケレケ(Kele Okereke)、約3年振りとなるサード・アルバム『ファザーランド』(Fatherland)

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ブロック・パーティーとして2004年のデビュー以来、5枚のアルバムを世界中でスマッシュヒットさせ大ブレイクを果たしたケリー・オケレケが、2014年のセカンド・ソロ・アルバム『トリック』以来約3年振りとなる新作『ファザーランド』を完成させた。

デリケートなフォーク、ソウル、ダブ、レゲエを盛り込んだサウンドという今作は、2016年12月に娘サバンナを授かり、父となったケリーが、愛娘と自身の関係をドキュメントしたアルバムとのことで、故にタイトルが『ファザーランド』なのである。

「エリオット・スミスの『イーザー/オア』、ニック・ドレイクの『ピンク・ムーン』、ジョニ・ミッチェルの『ブルー』、そしてアル・グリーンの『アイム・スティル・イン・ ラヴ・ウィズ・ユー』をよく聴いていた。収録曲を通して言葉や感情を伝えるというのは、僕にとって不可欠なこと。今僕は人生の新たな門出に立っていることは理解している。だからこのアルバムが娘サバンナと父親達との関係、そして彼女が誕生する前の父親達についてのドキュメント作品であることは確かだよ。彼女に知ってもらうことは重要なんだ、全ての答えを与えることはできないけど、僕らは最大限に努力してるってことをね」とケリーは語る。

ゲスト・ヴォーカルには、イヤーズ&イヤーズのオリー・アレクサンダー、コリーヌ・ベイリー・レイも参加。現在公開中の新曲「Streets Been Talkin'」について「この曲はアルバム制作の早い段階で書き上げたもので、恋愛や時の経過というものの切ない頌歌」とケリーは話している。

 

 

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掲載: 2017年10月05日 11:07