ユロフスキ&ロシア国立アカデミー管によるプロコフィエフの交響曲“第2番”&“第3番”(SACDハイブリッド)
抜群のリズム感で熱演!ユロフスキによるプロコフィエフの交響曲第2&3番!
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。2017年10月には首席指揮者を務めるロンドン・フィルとともに初来日を果たし大きな話題となりました。数多くのディスクがリリースされる中、PENTATONEレーベル通算7枚目となる録音はロシア国立アカデミー管弦楽団との共演でプロコフィエフの交響曲第2&3番を収録しました。
1972年モスクワ生まれのユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、同団とはR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、交響的前奏曲を収めたディスク(PTC5186597)をリリースしております。
プロコフィエフの交響曲第2番は1924年の作で、「鉄とはがねで作られた」大交響曲として構想され、複調による激しい不協和音と機械的なリズムの複雑さの中に、幅広い抒情的なロシアの旋律が印象的。ことに第2楽章の主題と6つの変奏では歌謡的旋律と長大な変奏曲が実に魅力的です。一方、第3番は1928年の作で、歌劇「炎の天使」の素材が用いられており、プロコフィエフの魅力が最もあふれるアヴァンギャルド時代の代表作です。ユロフスキは躍動感に満ちた抜群のリズム感で作品の魅力を大いに引き出しております。
(キングインターナショナル)
【曲目】
プロコフィエフ(1891-1953):
交響曲第2番 ニ短調Op.40
交響曲第3番 ハ短調Op.44
【演奏】
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ロシア国立アカデミー管弦楽団“エフゲニー・スヴェトラーノフ”
【録音】
2016年9月、10月、モスクワ音楽院大ホール
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2017年11月21日 00:00