新たな編曲版による世界初録音多数!アン・アキコ・マイヤースの新録音は現代音楽作曲家たちとのコラボレーション『鏡の中の鏡』!
現代のリーディング・コンポーザーたちとコラボレーション! 新たな編曲版による世界初録音多数!江口玲、クリスチャン・ヤルヴィなど豪華共演陣!
ドイツ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたアン・アキコ・マイヤースは、11歳でロサンジェルス・フィルと共演し以降世界中のトップ・オーケストラと共演。これまで35枚のアルバムをレコーディングし、複数のアルバムが米ビルボードのクラシカル・チャートで第1位に輝き、2014年にはビルボードのもっとも売れているクラシック器楽奏者にも選ばれています。
ラウタヴァーラの新作とシマノフスキのヴァイオリン協奏曲を収録した「ファンタジア(AV 2385)」でAvieから久しぶりのリリースを行い新たな伝説を更新したアン・アキコ・マイヤース。
続くAvieリリース「鏡の中の鏡」は、フィリップ・グラス、アルヴォ・ペルト、ジョン・コリリアーノ、ヤクブ・チュピンスキ、モートン・ローリゼンといった現代のリーディング・コンポーザーたちとのコラボレーション。
グラスのメタモルフォーシスⅡはマイヤースの委嘱による新アレンジ。
コリリアーノの「ナタリーのための子守歌」は、マイヤースの最初の娘の誕生を記念して書かれた作品。
ポーランドの作曲家ヤクブ・チュピンスキの2作品は、アコースティック楽器とエレクトロニクスを融合させたもので、エド・ララバイ(江戸の子守歌)は日本の伝統的な旋律が使われています。
ローリゼンの代表作「おお, 大いなる神秘」は作曲者自身によって編曲されたヴァイオリンと管弦楽のためのバージョン。
また、前作「ファンタジア」にも収録していたラヴェルの「ツィガーヌ」は、今作ではチュピンスキによるエレクトロニクスによって、オリジナルのピアノ・リュテアル(リュートやチェンバロ、ツィンバロン、ハープなどのような音が出せるピアノ)のサウンドを再現しています。
もちろん、前作でも共演したクリスチャン・ヤルヴィ、これまでも来日公演やレコーディング等で共演してきた江口玲といった豪華共演陣もポイントです。
(東京エムプラス)
『鏡の中の鏡』
【曲目】
1. グラス:メタモルフォーシスⅡ(1988)§
2. ペルト:フラトレス(1977)
3. ペルト:鏡の中の鏡(1978)
4. ラヴェル:ツィガーヌ(1924/オリジナル・リュテアル版)
5. コリリアーノ:ナタリーのための子守歌(2010)§
6. ヤクブ・チュピンスキ:エド・ララバイ(2018)(ヴァイオリン/エレクトロニクス)§
7. ヤクブ・チュピンスキ:海の底のウンブリア号(2009)(ヴァイオリン/エレクトロニクス)§
8. ローリゼン:おお, 大いなる神秘(1994)§
(§=世界初録音orこのバージョンによる世界初録音)
【演奏】
アン・アキコ・マイヤース(ヴァイオリン)
江口玲(ピアノ/1, 2, 3, 5)
エリザベス・プリジェン(キーボード/4)
ヤクブ・チュピンスキ(リュテアル・リプロダクション/4)
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮/8)
フィルハーモニア管弦楽団(8)
【録音】
2018年5月3日、ニューヨーク(1, 2, 3, 5)
2016年5月31日、ニューヨーク(4, 6, 7)
2016年5月9日、ロンドン(8)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年07月24日 00:00