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元ジャーニー(Journey)のヴォーカリスト、スティーヴ・ペリー(Steve Perry)、奇跡の復活アルバム『Traces』

Steve Perry

人気老舗ロック・バンド、ジャーニーの歴代ヴォーカリストの中でも一際存在感を放ち、在籍中には“ドント・ストップ・ビリーヴィン”、“オープン・アームズ”、“お気に召すまま”、ソロでは“Oh, シェリー”といった数々の大ヒット曲を世に送り出したスティーヴ・ペリー。長い間目立った音楽活動のなかったペリーですが、2017年にジャーニーが「ロックの殿堂」入りを果たし、その功績が改めて注目を集める中、前作『ストレンジ・メディスン』(1994年)から約25年振りとなる新作を発表。ペリーのセルフ・プロデュースで、ザ・ビートルズ“アイ・ニード・ユー”のカヴァーを除き、全曲新曲で構成。

「自身の30年間を10曲にまとめることは実にエモーショナルな経験だった。私はクリエイティヴな自由を得てこれらの曲を書き、レコーディングし始めた。その過程で、私は音楽に対する自分の愛を再発見した。それぞれの楽曲には私の過去の痕跡(TRACES)が表現されているが、いっぽうで未来への希望も含まれているんだ」とペリー自身が語るとおり、シーンから遠ざかっていた時期から今回の復活に至るまでの、愛・インスピレーション・再生といった深くパーソナルな面が描かれています。先行シングルの“ノー・イレイシン”を筆頭に、懐かしくも新しいサウンドと変わらぬ伸びやかな歌声を全編で披露しています。日本盤はボーナス・トラック2曲収録予定。

掲載: 2018年08月17日 12:23

更新: 2018年08月20日 11:30