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元JOURNEY(ジャーニー)のヴォーカル Steve Perry(スティーヴ・ペリー)、10月5日に約25年ぶりのニュー・アルバム『Traces』リリース決定。新曲“No Erasin'”MV公開も

Steve Perry

現在も確固たる人気を誇る老舗ロック・バンド JOURNEYの歴代ヴォーカリストの中でも一際存在感を放ち、在籍中には“Don't stop Believin'”、“Open Arms”、“Separate Ways”やソロでは“Oh Sherrie”といった数々の大ヒット曲を世に送り出した、孤高のロック・ヴォーカリスト兼ソングライターのSteve Perry。彼が10月5日にニュー・アルバム『Traces』をリリースすることを発表した。

長い間目立った音楽活動のなかったPerryだが、2017年にはJOURNEYが「ロックの殿堂」入りを果たし、その功績が改めて評価される中、同アルバムは1994年にリリースされた前作『Strange Medicine』から実に約25年ぶりのリリースが決定した。

同アルバムはPerryのセルフ・プロデュースで、THE BEATLESの“I Need You”のカバーを除き、全曲新曲で構成されている。また今作についてPerryは以下のようにコメントしている。

自身の30年間を10曲にまとめることは実にエモーショナルな経験だった。私はクリエイティヴな自由を得てこれらの曲を書き、レコーディングし始めた。その過程で、私は音楽に対する自分の愛を再発見した。それぞれの楽曲には私の過去の痕跡(Traces)が表現されているが、いっぽうで未来への希望も含まれているんだ

―― Steve Perry

Perryが語るとおり、今作にはシーンの表舞台から身を引いていた時期から今回の復活に至るまでの、愛やインスピレーション、再生といったPerryの深くパーソナルな面が描かれているとのこと。

また、ニュー・アルバム『Traces』の収録曲“No Erasin'”のミュージック・ビデオが公開された。JOURNEY時代を彷彿される懐かしくも新しいサウンドと、変わらぬ伸びやかな歌声を披露している。

Steve Perry - No Erasin'

また今回の発表に寄せて、オフィシャル・サイトではSteve Perryからのメッセージが公開されている。日本語訳は以下のとおり。

何年も前、私は姿を消した。理由はいろいろあったが、主に…音楽に対する愛が突如私の中から消えてしまったから。
ただ音楽をやめることが、自分のするべきことだと思った。もし音楽がまた私の心に戻ってきたら、それから何をすべきかを見えてくるだろうと。もし戻ってこなければ…それならそれでいい。あのころ私はすでに夢のまた夢の世界の住人だった。
何年も経った。ある日、創造的な自由をもって、私自身も初めて耳にするいくつかの音楽的なアイデアをスケッチし始めた。1曲が多くにつながり、音楽に対する愛が戻ってきた。
それから別の美しい出来事が起こった。私は愛を見つけたのだ。大切なKellieが私に人生を与えくれた。それまで気づかなかった人生を。
2012年12月、彼女は逝ってしまった。「愛することを知らないよりは、愛して失った方が良い」。私は今、この意味を深く理解している。
2015年5月、私は録音し始めた。このアルバムの曲は私にとって特別なものだ。どうかあなたに聴いてほしい。あなたが感じることが何であれ、聴いてもらえると嬉しいです。

―― Steve Perry

 

▼リリース情報
Steve Perry
ニュー・アルバム
『Traces』

Steve Perry

10月5日(金)リリース

[収録曲]
01. No Erasin'
02. We're Still Here
03. Most Of All
04. No More Cryin'
05. In The Rain
06. Sun Shines Gray
07. You Belong To Me
08. Easy To Love
09. I Need You
10. We Fly
11. Call On Me ※
12. October In New York ※
※日本盤ボーナス・トラック

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2018年08月16日 15:32