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アラベラ・美歩・シュタインバッハーの新録音はリヒャルト・シュトラウス作品集!(SACDハイブリッド)

アラベラ2

人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と情熱のバランスのよさ―彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。当アルバムでは“アラベラ・美歩・シュタインバッハーのトリビュート・アルバム” としてリヒャルト・シュトラウスの作品を録音しました。

音楽一家に生まれたシュタインバッハーはR.シュトラウスの歌劇『アラベラ』からその名をもらいました。このアルバムはヴァイオリン協奏曲を主軸に歌曲、そして『アラベラ』より“私にふさわしい人が…” など、彼女と家族が最も愛する作曲家R.シュトラウスへ敬愛を込めた渾身の録音といえます。

R.シュトラウスの唯一のヴァイオリン協奏曲は初期の作品で、古典派風の協奏曲の伝統に従って3楽章構成で書かれています。整然とした形式への志向があるもののR.シュトラウスらしい感傷的なロマン性もあり、才気あふれる青年の意欲を感じさせます。シュタインバッハーは朗々とした歌い方でメリハリのある演奏を聴かせてくれます。

そして、歌曲からの編曲作品も収録しました。バイエルン国立歌劇場のソロ・コレペティートルをつとめたアラベラの父は、有名な歌手を家に招き、頻繁にR.シュトラウスの作品を歌ってもらいました。シュタインバッハー家ではその音楽に満ち溢れており、アラベラにとって最も近い存在である作曲家となりました。雄弁に語るように奏でるアラベラの演奏でR. シュトラウスの新たな魅力に出会えます!アラベラ・美歩・シュタインバッハーの今が知れる大注目のアルバムの登場です。R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(PTC5186470 / KKC5415)も好評発売中です。
(キングインターナショナル)

『R. シュトラウス: ヴァイオリン協奏曲、小品集』
【曲目】
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8(1882)
4.ロマンス ヘ長調(1883)
5.5つの小品 Op.3より第4番 変イ長調『スケルツィーノ』(1881)
6.8つの歌 Op.10より第1番『献呈』(1885)
7.3つの歌 Op.29より第1番『たそがれの夢』(1895)
8.4つの歌 Op.27より第2番『ツェツィーリエ』(1894)
9.5つの歌 Op.41より第1番『子守歌』(1900)
10.歌劇『アラベラ』 Op.79(1933)より“私にふさわしい人が…”

ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲[5,10]

【演奏】
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
[1716 年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与)]

ローレンス・フォスター(指揮)
ケルンWDR交響楽団

【録音】
2017年5月23、24、26&27日、ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[セッション録音]

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2018年08月21日 00:00