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今をときめくソプラノ、ゾフィー・カルトホイザーによる動物がテーマの歌曲集『動物寓意譚』

カルトホイザー

カルトホイザーによる動物がテーマの歌曲集。ドミニク・ヴィスが参加しての猫の二重唱も!

今をときめくソプラノのカルトホイザー。その混じりけのない美しい声でモーツァルト作品はもとより幅広いレパートリーでヨーロッパでひっぱりだこの活躍を見せています。
彼女が今回とりあげたのは動物をテーマにした歌曲集。まず彼女の美しい歌声にあらためて驚かされ、それから動物にインスピレーションを受けた詩人や作曲家たちによる、イメージ豊かな世界を堪能できる1枚です。
ロッシーニの猫の二重唱での、ドミニク・ヴィスの芝居っけたっぷりの猫はさすが。本物のネコが録音に紛れ込んだのかと思わされるほどです。挟み込まれたピアノソロでのアスティの非常に端正な演奏も好感がもてます。
(キングインターナショナル)

『動物寓意譚~動物がテーマの歌曲集』
【曲目】
ラロ:ひばりの歌(ラプラード詩)
ラヴェル:くじゃく、こおろぎ、白鳥(『博物誌』より/ジュール・ルナール詩)
プーランク:らくだ、チベットのヤギ、イナゴ、イルカ、ザリガニ、鯉(『動物詩集(あるいはオルフェの行列)』(全6曲/アポリネール詩)
ドビュッシー:小さな羊飼、ジャンボ(象)のララバイ(『子供の領分』より)(ピアノソロ)
フォーレ:「蝶と花」(2つの歌op.1より/ヴィクトル・ユゴー詩)
セヴラック:ふくろう(2つのメロディより/シャルル・ボードレール詩)
シャブリエ:小さなあひるのヴィラネル、蝉(ロズモンド・ジェラール詩)
イベール:白い小さなろば(『物語』より)(ピアノソロ)
サティ:青銅の像、ダフェネオ(伊達男)、シャプリエ(帽子屋)
ロッシーニ:2匹の猫の滑稽な二重唱
オッフェンバック:からすときつね(ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ詩)
アーン:リラの葉陰のナイチンゲール(レオポール・ドーフィン詩)
ビゼー:てんとう虫(ヴィクトル・ユゴー詩)
ショーソン:蜂雀(ルコント・ド・リール詩)
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):小鳥 VWV 4021(ショパンのマズルカ第47番op.68-2の編曲)(ルイ・ポメイ詩)
ジャック・イベール:金の亀を使う女(『物語』より)(ピアノソロ)
シャブリエ:赤い豚の牧歌、太った七面鳥のバラード(エドモンド・ロスタン詩)
【演奏】
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ユージン・アスティ(ピアノ)
【録音】
2016年9月14-18日、テルデックス・スタジオ・ベルリン

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月07日 00:00