ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンの「ドレスデン爆撃」69年目の追悼コンサート“ヴェルディ:レクイエム”(2枚組)
ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデン、「ドレスデン爆撃」から69年目感動の追悼コンサート!
Profilレーベル「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズ46作は、2014年2月13日のライヴ。69年前の1945年の同日、連合軍による「ドレスデン爆撃」があり、25,000人とも言われる死者のうえ、街の85%が破壊されゼンパーオーパーも全壊しました。69年を経て、犠牲者と街へヴェルディのレクイエムが捧げられたコンサート。
シュターツカペレ・ドレスデンは1951年2月13日、まだ瓦礫の山のなか、当時の音楽監督ルドルフ・ケンペの指揮でヴェルディのレクイエムを演奏したとされます。
その後東西ドイツも統一され、平和となった時代に再度戦争の悲劇を認識するコンサートがティーレマンの指揮で実現。
独唱もブルガリア、ロシア、アメリカ、ドイツとかつての恩讐を超え、平和への祈りが感動的に歌われます。
ティーレマンの充実ぶりも驚異的ですが、コンサートの趣旨から、拍手は行なわれず、数分にわたる沈黙で哀悼の意を表しています。
(キングインターナショナル)
『ティーレマン、シュターツカペレ・ドレスデン・ライヴ2014年』
【曲目】
ヴェルディ:レクイエム
【演奏】
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)
マリーナ・プルデンスカヤ(メゾソプラノ)
チャールズ・カストロノーヴォ(テノール)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
ドレスデン・シュターツオーパー合唱団
【録音】
2014年2月13日
ドレスデン・ゼンパーオーパー(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年01月30日 00:00