ドイツ放送フィルのドヴォルザーク/交響曲全集は第4集より指揮者がインキネンに!!
ドヴォルザーク:交響曲 第2番 他
インキネン指揮!
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(旧ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団)によるドヴォルザーク:交響曲全集第4集。これまではカレル・マーク・チチョンの指揮で第1番、第3番、第4番、第5番が収録されていますが、今回の第2番は、2020年のバイロイト音楽祭でワーグナーの「ニーベルングの指環」を指揮することが決まり、注目を集めるインキネンが演奏。ドヴォルザーク24歳の時に書かれたこの交響曲は、古典的な4楽章で構成されており、随所にベートーヴェンら先人の影響が感じられるものの、全体に瑞々しい旋律が溢れる魅力的な作品です。奇をてらうことのない正攻法なアプローチを信条とするインキネンの演奏は、すみずみまで入念に目が行き届いており、とりわけ躍動的なリズムによる第1楽章と、民謡風の郷愁溢れるメロディが美しい第2楽章との表情の描き分けが見事です。収録されている2つの序曲はドヴォルザークらしい重厚さを持つ作品です。
(ナクソスジャパン)
ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲全集 第4集
交響曲 第2番 変ロ長調 他
交響曲 第2番 変ロ長調 Op.4 B12
1.第1楽章:Allegro con moto
2.第2楽章:Poco adagio
3.第3楽章:Scherzo. Allegro con brio
4.第4楽章:Finale. Allegro con fuoco
5.劇的序曲 Op.posth.B16a-歌劇《アルフレート》のための
6.歌劇《アルミーダ》序曲 Op.115
ピエタリ・インキネン(指揮)
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
録音 2018年9月17-21日
ザールラント放送大ホール
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年09月06日 17:00