ネトピル&エッセン歌劇場、M.シュミットのウェーバー:歌劇“魔弾の射手”全曲
ドイツ・ロマン派オペラの礎を作ったとも言えるウェーバーの《魔弾の射手》。ドイツの民話を元に、封建時代の人々の迷信深い生活と、権力争いを描いた作品は当時のドイツ国民たちから多大なる人気を勝ち得ました。
チェコ出身の注目の指揮者トマーシュ・ネトピルによるこの演奏は、もともとの物語の舞台が"ボヘミアの深い森の中"であることを意識させる重厚な音作りが魅力的。ネトピルは若き恋人たちを巡るメルヘン的なお話をテンポ良く進めるとともに、随所に登場する合唱や角笛の音色を効果的に配し、美しくも緊張感ある作品に仕上げています。2018年の上演が人気を博したため、2019年にも再演されたエッセン歌劇場の人気演目です。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ウェーバー(1786-1826):歌劇《魔弾の射手》3幕
ヨハン・フリードリヒ・キント:台本
[CD1]
1.序曲
2-10.第1幕
11-17.第2幕
[CD2]
1.第2幕(続き)
2-10.第3幕
【演奏】
オットカール侯爵:ボヘミアの領主…マーティン・コルネット(バリトン)
クーノー:森林保護官,アガーテの父…カレル・マルティン・ルドヴィク(バス・バリトン)
アガーテ…ジェシカ・ミュアヘッド(ソプラノ)
エンヒェン:アガーテの従姉妹…タマーラ・バンジェセヴィチ(ソプラノ)
カスパール:若い猟師…ヘイコ・トリンジンガー(バリトン)
マックス…マクシミリアン・シュミット(テノール)
隠者…ティール・ファヴェイツ(バス)
キリアン…アルブレヒト・クルーツツヴァイト(テノール)
二人の花嫁介添人…ウタ・シュヴァルツコップフ/ヘルガ・ヴァハター
トマーシュ・ネトピル(指揮)
アールト劇場合唱団(合唱指揮…イェンス・ビンゲルト)
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
ライヴ
2018年12月12日,27日
2019年1月17日
Aalto-Musiktheater Essen
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年02月14日 00:00