早くも2021年の最高の注目盤が登場!ファウスト、ケラス、メルニコフ、エラス=カサド&FBOによるベートーヴェン:三重協奏曲&交響曲第2番(ピアノ三重奏曲版)
[harmonia mundi music 公式チャンネルより]
早くも21年の最高の注目盤が登場!
ファウスト、ケラス、メルニコフ
そしてエラス=カサド&フライブルク・バロック・オーケストラ
現代最高峰のメンバーによるベートーヴェンのトリプル・コンチェルト
ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズから大型新譜がリリースされます。
ファウスト、ケラス、メルニコフ、そして2020年度のレコード・アカデミー賞大賞受賞したエラス=カサド、フライブルク・バロック・オーケストラによるベートーヴェンの三重協奏曲。シューマンの協奏曲プロジェクトも成功させた彼らの演奏に大きな期待がかかります。
三重協奏曲は、弟子のルドルフ大公がピアノで知人たちと演奏するために書かれたといわれています。ですのでピアノ・パートは技巧的ではありませんが効果的に書かれ、ヴァイオリンとチェロは各々楽器の響きを生かした主題が現れ、ピアノとオーケストラが調和します。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、名盤が誕生しました。
そして、ベートーヴェン自身の編曲による交響曲第2番のピアノ三重奏曲版。オーケストラ作品を少人数の室内楽で楽しむための編曲で、原曲とは違った魅力があります。ファウスト、ケラス、メルニコフの3人はベートーヴェンのピアノ三重奏曲集 [HMC 902125/ KKC 5385]をリリースしており、細やかな表情づけ、息ののむような美しい演奏を聴かせてくれているだけあって、お互いに自由に羽ばたいているのに、息はピタリと合っており、この版の決定版と言えるでしょう。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ベートーヴェン:
1.ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
2.交響曲第2番 ニ長調 Op.36(作曲者自身の編曲によるピアノ三重奏曲版)
【演奏】
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
※使用楽器:ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
※使用楽器:ジョフレド・カッパ1696年
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)
※使用楽器:
三重協奏曲:Lagrassa 1815年頃、エドウィン・ボインクのコレクションより
三重奏:クリストフ・ケルン、2014年製/1795年製アントン・ヴァルター(ウィーン)・モデル、メルニコフ・コレクション
フライブルク・バロック・オーケストラ[1]
パブロ・エラス=カサド(指揮)[1]
【録音】
2020年2&6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
[日本語帯・解説付]
カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020
掲載: 2021年01月08日 00:00