ワジム・グルズマンの新録音!ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&シュニトケ:ヴァイオリン協奏曲第3番(SACDハイブリッド)
アウアーが使用していたストラディヴァリウスで演奏!
名手グルズマンがベートーヴェンとシュニトケの
ヴァイオリン協奏曲を録音!
N響との共演でも知られるグルズマンがベートーヴェンとシュニトケのヴァイオリン協奏曲を録音。ベートーヴェンのカデンツァはシュニトケ版を演奏しております。クレーメルの依頼で書かれたこのカデンツァではブラームス、ベルク、バッハ、バルトーク、ショスタコーヴィチの作品とベートーヴェンの協奏曲の旋律がコラージュのように編まれている力作。非常に技巧的なカデンツァであるため、クレーメル以外ではなかなか聴くことができず、グルズマンによる新録音は大歓迎といえましょう。
シュニトケのヴァイオリン協奏曲第3番はオレグ・カガンのために1978年に書かれ、翌1979年モスクワで初演された作品。
13の管楽器と弦楽四重奏という極めて特異な編成のこの作品は、2重のコントラストからなる緩ー急ー緩の3楽章構成で、休みなく演奏されます。
シュニトケ自身が「オープニング・カデンツァ」と呼んだように冒頭からヴァイオリンのソロで始まり、また、第1楽章と第3楽章終わりのコラールにはロシア正教の教会音楽の面影が見られるのが特徴。
グルズマンの愛器、アウアーが使用していた1690年製のストラディヴァリウスの美音とともにガフィガン率いるルツェルン交響楽団の好サポートも得て熱演を聴かせてくれます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
1.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(カデンツァ:シュニトケ)
2.シュニトケ:ヴァイオリン協奏曲第3番(1978)
【演奏】
ワジム・グルズマン(ヴァイオリン/1690年製ストラディヴァリウス「ex-Leopold Auer」)
ジェイムズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団
【録音】
2017年11月[2]、2019年12月&2020年1月[1](セッション録音)
ルツェルン文化・会議センター(ルツェルン)
プロデューサー:マルティン・ナゴルニ(Arcantus Musikproduktion)
サウンド・エンジニア:トーレ・ブリンクマン(Take5 Music Production)[1]、ファビアン・フランク(Arcantus Musikproduktion)[2]
DSD
5.0 Surround sound
マルチチャンネル
BIS ecopak
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2021年03月11日 00:00