注目アイテム詳細

コーリャ・ブラッハー、ゲルティ・ヘルツォーク、他~ボリス・ブラッハー:室内楽&ピアノ作品集(2枚組)

ボリス・ブラッハー

戦後西ドイツの楽壇を牽引したボリス・ブラッハーの音楽!息子コーリャ・ブラッハーや妻ゲルティ・ヘルツォーク、他ベルリンの名手たちの演奏で!

ユダヤ人であるがゆえにナチス政権下での困難な年月を経て、戦後はベルリン音楽アカデミーの教授とチェアマン、ベルリン芸術アカデミーのチェアマンとして西ベルリンの文化的生活に大きな影響を与えた、戦後西ドイツのもっとも重要な作曲家の一人、ボリス・ブラッハー(1903-1975)。

このアルバムは、2014年に亡くなったピアニスト、ゲルティ・ヘルツォーク(ボリス・ブラッハー夫人)へのオマージュとして、ボリス・ブラッハーの弦楽作品、ピアノ作品を集成。

演奏は、ゲルティ・ヘルツォークの他、1993年に史上最年少でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任したドイツの名ヴァイオリニスト、コーリャ・ブラッハー(ボリス・ブラッハーの息子)を中心とする、ベルリン・フィルで活躍した名手たちです。
同メンバーによる、ボリスと同世代のドイツの作曲家、パウル・デッサウ、クルト・ヴァイル、ハンス・アイスラーらの作品も1曲ずつ収録。
58ページのブックレット(ドイツ語、一部英語)には、解説やヘルツォークのインタビューの他、多数の貴重な写真が掲載されています。
(東京エムプラス)

『ボリス・ブラッハー:室内楽&ピアノ作品集』
【収録内容】
[CD1]
ハンス・アイスラー:弦楽三重奏のためのスケルツォ(1920)
〔コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)、ヴァルター・クシュナー(ヴィオラ)、ヨハネス・モーザー(チェロ)/録音:2014年9月、ベルリン〕

ボリス・ブラッハー:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1951)
〔コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)/録音:2014年9月、ベルリン〕

パウル・デッサウ:ヴィオラとピアノのための4つのバガテル(1975)
〔ヴァルター・クシュナー(ヴィオラ)、オズガー・アイディン(ピアノ)/録音:2014年9月、ベルリン〕

ボリス・ブラッハー:五重奏曲(フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)(1973/74)
〔フローリアン・ドンダラー(ヴァイオリン)、マルティン・シュテーグナー(ヴィオラ)、クヌート・ヴェーバー(チェロ)、エルンスト=ブルクハルト・ヒルゼ(フルート)、ドミニク・ヴォーレンヴェーバー(オーボエ)/録音(ライヴ):1992年、ベルリン・フィルハーモニー〕

クルト・ヴァイル:「三文オペラ」からの7つの小品(シュテファン・フレンケル編曲)
〔コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)、オズガー・アイディン(ピアノ)/録音:2014年9月、ベルリン〕

[CD2]
ボリス・ブラッハー:
ピアノのための24の前奏曲(1974)
〔ゲルティ・ヘルツォーク(ピアノ)/録音:1976年12月8日、ベルリン〕

ピアノ・ソナタ第1番(1943)
〔ゲルティ・ヘルツォーク(ピアノ)/録音:1983年1月7日、ベルリン〕

ピアノ・ソナタ第2番(1943)
〔ゲルティ・ヘルツォーク(ピアノ)/録音:1983年1月7日、ベルリン〕

ヴァイオリン・ソナタ Op.18(1941)
〔コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)、ゲルティ・ヘルツォーク(ピアノ)/録音:1984年4月19日、ベルリン〕

チェロ・ソナタ(1940/41)
〔エーバーハルト・フィンケ(チェロ)、ゲルティ・ヘルツォーク(ピアノ)/録音:1982年12月8日、ベルリン〕

ピアノのための2つのトッカータ(1931)
〔ゲルティ・ヘルツォーク(ピアノ)/録音:1976年12月8日、ベルリン〕

【録音】
1976年~2014年

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年06月14日 00:00