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シュテーグナー、トゥルネン、ライネ/J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ヴィオラ、チェロ&コントラバス三重奏版)

バッハ

ベルリン・フィルのマルティン・シュテーグナーとエスコ・ライネ、ベルリン・コンツェルトハウス管のタネリ・トゥルネン!ヴィオラ、チェロ、コントラバスが刻む新たな歴史。新たなる弦楽三重奏版のバッハ「ゴルトベルク変奏曲」!シトコヴェツキーの名アレンジをベースに「ヴィオラ、チェロ、コントラバス」の三重奏用に移調!

「ほとんど気づかれずに上声部と下声部を繋ぐ役割を担い、上声部のメロディアスな旋律や、決定的な存在感の下声部に嫉妬しそうになることもしばしば」と自身が弾くヴィオラについて述べるベルリン・フィルの名手マルティン・シュテーグナー。同じくベルリン・フィルのメンバーであり首席コントラバス奏者として活躍するエスコ・ライネが、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」をヴィオラ、チェロ、コントラバスという編成で演奏するというアイデアを思いついたとき、シュテーグナーはその構想に懐疑的だったと言います。それは数ある「ゴルトベルク変奏曲」のトランスクリプションの中でも最も有名な編成の1つであるドミトリー・シトコヴェツキーの編曲による「弦楽三重奏版」を5度低く移調して演奏するというものでした。

「ヴァイオリン、ヴィオラとチェロ」を「ヴィオラ、チェロとコントラバス」で演奏する。この意欲的かつ非常に困難と思えるチャレンジのためにベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の副首席奏者タネリ・トゥルネンを招き、トリオを組んだシュテーグナーとライネ。初めてアリアといくつかの変奏のリハーサルを行った時、最初に感じた懐疑の念は完全に消え、そこには興奮と感激が満ちていました。
特にヴィオラとコントラバスにとって、本来のヴァイオリンとチェロのパートの演奏は困難を極め、難産の末に生まれたこの新たなヴィオラ、チェロとコントラバスによる弦楽三重奏版「ゴルトベルク変奏曲」は、バッハの偉大かつ高名な傑作に新たな1ページを加えることとなりました。
室内楽の分野、レパートリーにさらなる豊かさをもたらす新しいゴルトベルク変奏曲の「弦楽三重奏版」。ご期待下さい!
(東京エムプラス)

輸入盤

[日本語曲目表記オビ付き]

 

国内仕様盤

[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:マルティン・シュテーグナー(日本語訳:岡田安樹浩)

 

【曲目】
J.S.バッハ(ドミトリー・シトコヴェツキー&マルティン・シュテーグナー編曲):
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(ヴィオラ、チェロ&コントラバス三重奏版)

【演奏】
マルティン・シュテーグナー(ヴィオラ)
タネリ・トゥルネン(チェロ)
エスコ・ライネ(コントラバス)

【録音】
2021年5月13日&6月26日(ベルリン、ドイツ)
ステレオ(デジタル、セッション)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年03月22日 00:00