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アラルコン&カペラ・メディテラネアによるモンテヴェルディ:歌劇“オルフェオ”(2枚組)


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

ラテンの情熱たぎる、アラルコンの《オルフェオ》!

音楽と劇との組み合わせは古くからありますが、現在の歌劇の形に最も近いものという観点から「史上初めての大掛かりな歌劇」と呼ばれることもあるモンテヴェルディの《オルフェオ》。
名盤ひしめくこの作品に、注目すべき新たな録音が登場しました。アルゼンチン出身で1997年からヨーロッパで活動し、近年躍進目覚ましいレオナルド・ガルシア・アラルコンと、彼の率いるカペラ・メディテラネアらによるこのアルバムは、確固とした研究成果に根差しながらも、彼らの持ち味であるラテン的な音楽性を存分に発揮させた素晴らしい演奏に仕上がっています。

バロック・オペラの録音や公演で現在引っ張りだこのテノール、ヴァレリオ・コンタルドによるオルフェオ、オペラからバロック歌曲までを表情豊かに歌い上げることで定評のあるマリアナ・フローレスによるエウリディーチェ、ポルポラとヘンデルのアリアを集めたアルバム(ARCANA A461/NYCX-10055)で驚異的な表現力を見せつけたジュゼッピーナ・ブリデッリによる女の使者など、万全の布陣による歌手陣の切々とした歌唱も聴きどころ。
通奏低音だけでも名手キート・ガートをはじめとした10名もの奏者を揃えており、冒頭のトッカータから既に凄まじい気合を感じさせます。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):歌劇《オルフェオ》(プロローグ付全5幕)
台本…アレッサンドロ・ストリッジョ

[DISC 1] プロローグ,第1幕、第2幕
[DISC 2] 第3幕、第4幕、第5幕

【演奏】
オルフェオ…ヴァレリオ・コンタルド(テノール)
ムジカ(音楽)、エウリディーチェ…マリアナ・フローレス(ソプラノ)
女の使者…ジュゼッピーナ・ブリデッリ(メゾ・ソプラノ)
スペランツァ(希望)、プロセルピナ…アナ・キンタンシュ(ソプラノ)
プルトーネ…アレハンドロ・メーラプフェル(バリトン)
カロンテ…サルヴォ・ヴィターレ(バス)
羊飼いI、精霊III、エコー…ニコラス・スコット(テノール)
羊飼いIII、アポロ…アレッサンドロ・ジャングランデ(カウンターテナー)
羊飼いII…カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)
ニンフ…ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
羊飼いIV…マッテオ・ベロット(バス)
精霊…フィリップ・ファヴェット(バス)

ナミュール室内合唱団
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(チェンバロ、指揮)

【録音】
2020年1月12-16日、デ・シンヘル、アントウェルペン、ベルギー

輸入盤(2枚組)

 

国内仕様盤(2枚組)

[歌詞日本語訳&解説付き]
日本語解説…岸 純信
歌詞日本語訳…萩原 里香

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年08月12日 00:00