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Kalapana(カラパナ)|〈LIGHT MELLOW meets Tropic Hawaii Records〉1975~1979年リリース初期7作品、紙ジャケで一挙発売

Kalapana(カラパナ)

〈LIGHT MELLOW meets Tropic Hawaii Records〉により、KALAPANAの1975~1979年リリース初期7作品、紙ジャケで一斉発売。ライトメロウシリーズの金澤寿和氏による解説付。


カラパナ(ワイキキの青い空)

マッキー・フィアリー、マラニ・ビリュー、D・J・プラット、カーク・トンプソンの4人によるカラパナのデビューアルバム。マッキーとマラニという二人の類まれなる個性をもったヴォーカリスト&ソングライターの才能が余すところなく発揮された作品。ハワイの青空を飛翔するかのようなマッキーの歌唱が素晴らしい「THE HURT」、憂いを帯びたマッキーの歌声が最高にロマンティックな「NIGHTBIRD」、その歌声だけでハワイへ連れて行ってくれるマラニ作の「NATURALLY 」「YOU MAKE IT HARD」、何れも今もハワイのローカルステーションで一番良い時間帯にかかるハワイアンクラッシック名曲。「WHAT DO I DO」「WHEN THE MORNING COMES」「GOING GOING GONE」はギターカッティングの音の粒子まで瑞々しいアコースティック・ロコグルーヴ。「ALL I WANT」は後のマッキーのソロ作『BURING BRIDGES』収録のタイトル曲のようなマッキーが好むメロウボッサ、KUMUHAUによるメロウカバーを生むマッキー隠れ名曲「TO BE TRUE」等、1975年にハワイの若者達が作り上げた永遠に色褪せないコンテンポラリー・ハワイアン&ハワイアンAORの金字塔。(Tropic Hawaii Records /Takeshi Nagakubo)


カラパナII(ワイキキの熱い砂)

マッキー・フィアリー、マラニ・ビリュー、D・J・プラット、カーク・トンプソンのオリジナルメンバー4人での1STより更に洗練された2ND。デビューから1年、明るさの中にも憂いを帯びたマッキーの歌声は更に艶やかに色気を増し、センシティヴな詞やソングライターとしても溢れ出す才能を感じとれる。マッキーによる「LOVE 'EM」「MOON AND STARS」「JULIETTE」、マラニの「(FOR YOU) I'D CHASE A RAINBOW」は、今でもハワイのローカルステーションで頻繁にかかるハワイアンクラッシックの名曲。マッキーの「WAY THAT I WANT IT TO BE」、カーク作曲、マッキーによる歌詞が胸を打つ、二人がヴォーカルを分け合う「PLAY IT SING IT」は聴けば自然と身体がリズムを取るのを抗えない名曲中の名曲。カーク作のインスト代表曲「BLACK SAND」、マッキーとマラニのヴォーカルの掛け合いがスリリングな「FREEDOM」、マッキーが大好きなビートルズの影響も窺がえる「LOST AGAIN」等、収録。前年リリースの1STと同様コンテンポラリー・ハワイアン&ハワイアンAORのマスターピース。 (Tropic Hawaii Records / Takeshi Nagakubo)


カラパナIII(褐色の誓い)

マッキー・フィアリーが脱退し、マラニ・ビリュー、D・J・プラット、カーク・トンプソンのオリジナルメンバーに2NDアルバムにも参加した(凄腕ミュージシャン揃いだったハワイのローカルバンドBEOWULFから)アルヴィン・フェジャラン、マイケル・パウロの2人と新たにランディ・アロヤを新メンバーに迎えた6人体制での3作目。翌1978年にはLEMURIAとしてアルバムを発表するカーク作で、カークがマラニとヴォーカルを分け合う「UP TO YOU」や「SEASONS」は、女性ヴォーカルに置き換えればレムリアに収録されていても遜色ない極上のナンバー。とろけるようにメロウで切ない「THOUGHT OF YOU」でのランディ・アロヤの歌唱、マイケル・パウロのフルートが飛翔する「SONGBIRD」でのソウルフルなD・J・プラットとマラニのヴォーカルの掛け合いも素晴らしい。マラニ作&ヴォーカルの名バラード「ANOTHER TIME」、D・J・プラット作の緊張感漲るインストの「MANA」等、聴きどころ満載の名作。「Tropic Hawaii Records /Takeshi Nagakubo)


メニイ・クラシック・モーメンツ

前作と同じくマラニ・ビリュー、D・J・プラット、カーク・トンプソン、アルヴィン・フェジャラン、マイケル・パウロ、ランディ・アロヤによる6人での4作目。伝説のサーフムービー『メニイ・クラシック・モーメンツ』のタイトル曲、「MANY CLASSIC MOMENTS」や「THE WATER SONG」は、マラニのヴォーカルがハワイを感じさせ郷愁を誘う。同年にカラパナを脱退し、レムリアを結成するカーク作&ヴォーカルで、歌詞も歌唱も素晴らしく、全てを優しく包み込む珠玉のメロウグルーヴ「DOWN BY THE SEA」、D・J・プラットによるソウルフルな歌声と疾走感のある演奏が心地良い「SUNNY DAYS」、インストの「THE ULITIMATE」「UPTOWN COUNTRY」等、収録。(Tropic Hawaii Records /Takeshi Nagakubo)


メニイ・クラッシック・モーメンツ オリジナル・サウンドトラック

多くのサーファーやフィルムメイカー達に多大な影響を与えたレジェンドサーファー達が多数出演した伝説のサーフムービー「メニイ・クラシック・モーメンツ」の2枚組オリジナル・サウンドトラック盤。映画のタイトル曲でもあるマラニ・ビリュー作&ヴォーカルの「MANY CLASSIC MOMENTS」にマラニの代表曲「NATURALLY」「(FOR YOU)I’D CHASE A RAINBOW」や「THE WATER SONG」、カーク・トンプソン作&ヴォーカルで歌詞も素晴らしく、全てを優しく包み込む珠玉のメロウグルーヴ「DOWN BY THE SEA」、D・J・プラットのソウルフルな歌声と疾走感のある演奏が心地良い「SUNNY DAYS」、カラパナのインスト楽曲の代表曲でカーク作「BLACK SAND」や緊張感漲るD・J・プラット作「MANA」等、収録。劇中のナレーションやロンドン・シンフォニー・アンサンブルによる演奏も収録した2枚組オリジナル・サウンドトラック盤。(Tropic Hawaii Records /Takeshi Nagakubo)


イン・コンサート

マラニ・ビリュー、D・J・プラット、カーク・トンプソン、アルヴィン・フェジャラン、マイケル・パウロ、ランディ・アロヤにBEOWULFよりキモ・コーンウェルを迎えた7人体制での1978年1月の東京と2月のグアムでの熱狂ライヴの模様を収録した2枚組。レムリアに収録されていても遜色ないカーク作曲の「SEASONS」、カラパナを代表するカーク作のインスト「BLACK SAND」、とろけるようにメロウな「THOUGHT OF YOU」、その歌声だけで、その場をハワイの優しい風で包んでくれるマラニの代表曲「NATURALLY」「(FOR YOU) I'D CHASE A RAINBOW」等のスタジオ録音とはまた別の魅力を持った極上のライヴテイクを収録。特筆すべきは、涙なしには聴けないカーク作 &ヴォーカルで歌詞も歌唱も素晴らしく、全てを優しく包み込む珠玉のメロウグルーヴ「DOWN BY THE SEA」の珠玉のライヴテイク。当時コンサート会場にいるような追体験ができる臨場感溢れる秀逸な録音。(Tropic Hawaii Records /Takeshi Nagakubo)


ノースバウンド

カーク・トンプソンとマイケル・パウロ脱退後、大半が日本録音された5枚目のスタジオ録音作品は、D・J・プラット、マラニ・ビリュー、アルヴィン・フェジャラン、ランディ・アロヤ、キモ・コーンウェルの5人での新体制。ロック色をやや強めた作品ながら、D・J・プラット作でソウルフルなヴォーカルが素晴らしいアーバンメロウソウル「GOT TO FIND YOU GIRL」、小気味よいソウルナンバー「HARD TIMES」「RAINY DAY」、マラニ作&ヴォーカルでは、郷愁を誘う「BOSTON BLUES」、壮大なバラード「A LETTER HOME」に加え、レゲエ調の「ASIAN WOMEN」、マイケル・パウロとの共作でマラニがエレピだけをバックに歌い上げるドリーミーな「MERRY GO ROUND」等、新たな一面も見せた作品。(Tropic Hawaii Records /Takeshi Nagakubo)