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ネトピル&ウィーン国立歌劇場、2018年上演!ウェーバー:歌劇“魔弾の射手”


[CMajorEntertainment 公式チャンネルより]

狩猟青年マックスが悩める作曲家に!
クリスティアン・レートの革新的演出で上演されたウェーバーの傑作《魔弾の射手》
アンドレアス・シャーガー&カミッラ・ニールンドの見事な歌唱にも注目!


2018年ウィーン国立歌劇場でクリスティアン・レート演出、トマーシュ・ネトピル指揮、カミッラ・ニールンド、アンドレアス・シャーガーらによって上演されたウェーバーの傑作オペラ《魔弾の射手》。
30年戦争終結直後のボヘミア地方の森を舞台にしたストーリーを、ウェーバーのシンプルながら、効果的な音楽によって「ドイツ国民オペラ」と呼ばれるほど、人々の心をつかみました。
この作品はまさにロマン主義的に、現実世界と非現実世界、意識と無意識、あるいはウェーバーの言葉を借りれば「狩人の生活」と「悪魔の力による支配」の対比を中心に展開。最初の部分では、親しみやすい旋律や明るい響きが特徴的ですが、次第に「音楽の悪魔」と呼ばれる三全音を含めたディミニッシュの和音や、薄暗く青白い音色が、狼谷の奥深くへと聴き手をいざなっていきます。この対比はすでに序曲にも使っており、フィナーレに突入する際の爆発的なハ長調の和音が、この歌劇全体を端的に表現しています。モーツァルトの《魔笛》やベートーヴェンの《フィデリオ》を出発点として、ウェーバーはドイツ語によるジングシュピールをあらたな段階へと導いたといえるでしょう。

本上演では、クリスティアン・レートはウェーバーの素晴らしい音楽をより楽しむための知的かつ革新的な演出を行っています。そのためには、射撃大会で男らしさを証明しなければならないブルジョアな狩猟青年を描くだけでな不十分だと考え、ウェーバー自身も苦しんだ創造者としてのスランプ「クリエイティブ・ブロック」に苦しむ作曲家としてマックスを描いています。さらに世界の一流歌劇場を席巻しているヘルデンテノールのアンドレアス・シャーガーがマックスを、フィンランド出身のリリック-ドラマティック・ソプラノのカミッラ・ニールンドが心に響く見事なアガーテを歌うという贅沢な共演を聴くことができます。カミッラ・ニールンドは一年後2019年にウィーン国立歌劇場より宮廷歌手の称号が贈られました。
(キングインターナショナル)

ブルーレイ

[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:16:9、1080i
音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0
BD50
原語:ドイツ語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
143 分

 

DVD(2枚組)

[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:16:9、NTSC
音声:PCM ステレオ、DTS5.0
DVD9
原語:ドイツ語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
143 分

 

【演目】
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》

【出演/演奏】
カミッラ・ニールンド(アガーテ/ソプラノ)
ダニエラ・ファリー(エンヒェン/ソプラノ)
アラン・ヘルド(オットカール侯爵/バリトン)
アンドレアス・シャーガー(マックス/テノール)
アルベルト・ドーメン(隠者/バス)
ハンス・ペーター・カンマラー(ザミエル)

トマーシュ・ネトピル(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&同合唱団

演出:クリスティアン・レート
舞台&衣装:ゲーリー・マッキャン
照明:トーマス・ハセ
映像:ニーナ・デュン
振付:ヴェスナ・オルリック
映像監督:アグネス・メータ

【収録】
2018年6月、ウィーン国立歌劇場
ライヴ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年12月10日 00:00