世界初録音!ハイペリオンの人気シリーズ『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト』の第84巻!アロイス・シュミット:ピアノ協奏曲集
Hyperionの人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」の第84巻!優れた教育者であったアロイス・シュミットの知られざるピアノ協奏曲!
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第84巻は、19世紀に活躍したアロイス・シュミット(1788-1866)のピアノ協奏曲集です。彼は教育者として非常に優れていて、その指導法や、練習曲は評判がよく広く知れ渡っており、当時フランツ・リストなどからも高く評価されていました。
ドイツで生まれたアロイス・シュミットは、最初オルガン奏者であった父親から音楽を学びました。その後、オッフェンバッハで、モーツァルト研究で知られた作曲家兼音楽出版者であるヨハン・アントン・アンドレに師事しました。1810年にはフランクフルトでピアニストとしてデビューし、この頃から彼はピアノ教師としても評判を高めていきました。作曲家としては、4曲のオペラや2曲のオラトリオ、その他にも交響曲や弦楽四重奏曲、4曲のピアノ協奏曲、そして歌曲やカンタータと幅広いジャンルで100曲以上の作曲しましたが、現在ではあまり知られておらず、今回収録された2つのピアノ協奏曲と「華麗なるロンド」は世界初録音となります。これらのピアノ協奏曲はベートーヴェンやモーツァルトのような響きも感じられ、随所に優れた教育者であったアロイス・シュミットの工夫がみられます。
(東京エムプラス)
『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.84~ アロイス・シュミット:ピアノ協奏曲集』
【曲目】
アロイス・シュミット(1788-1866):
ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.14
ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.34
華麗なるロンド Op.101
【演奏】
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
アルスター管弦楽団
【録音】
2021年6月15日-17日、ウォーターフロント・ホール(ベルファスト)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年04月21日 00:00