デイヴィッド・シンクレアとバーゼル・スコラ・カントルムの名手たちによる演奏!『ウィーンのムード ~ 18世紀後期のウィーン式コントラバスのための作品集』
Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series" 最新作。「ウィーン式コントラバス」のための作品を、同楽器のスペシャリスト、デイヴィッド・シンクレアとSCBの名手達が描く!
古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB/スコラ・カントルム・バジリエンシス)。
Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series" の最新作では、古典派時代のウィーンで用いられた「ウィーン式コントラバス」が主役。ウィーン古典派が始まった頃、ウィーンやブラティスラヴァには優れたコントラバス奏者が何人もいて、この楽器のためのもっとも重要なソロ作品が書かれました。
5本の弦にフレットが用いられた特殊な楽器を操るのは、SCBで歴史的コントラバスの講師を務め、世界でも数少ないウィーン式コントラバスの専門家であるカナダ人コントラバス奏者デイヴィッド・シンクレア。さらに、共演する古楽器アンサンブルには、ライラ・シャイエーク、クリストフ・コワン、吉田爽子、ヨナタン・ペシェク、ジョルジョ・パロヌッツィなど、古楽演奏の第一線で活躍する若手奏者たち(すべてSCBの教師と元生徒)が参加しており、音楽史的・学術的価値とともに、1つの芸術作品としても一級のアルバムとなることでしょう。
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:トーマス・ドレッシャー、デイヴィッド・シンクレア(日本語訳:TEXTRAVAUX)
『ウィーンのムード ~ 18世紀後期のウィーン式コントラバスのための作品集』
【曲目】
アントン・ツィンマーマン(1741-1781):協奏曲 ニ長調(コントラバス、2本のホルン、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音のための)
ヨハネス・シュペルガー(1750-1812):ソナタ ロ短調(コントラバスとチェロ「1790年」のための)
アンドレアス・リドル(1789年以前没)/フランツ・クサヴァー・ハンマー(1741-1817):ソナタ ヘ長調(オリジナルはニ長調)(ヴィオラ・ダ・ガンバ〔コントラバス〕と通奏低音のための)
カール・コハウト(1726-1784):協奏曲 ニ長調(コントラバス、2本のホルン、2本のヴァイオリン、通奏低音のための)
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):三重奏曲 ヘ長調 Hob. XI:121(オリジナルはイ長調)(バリトン〔コントラバス〕、ヴィオラ、通奏低音のための)
【演奏】
デイヴィッド・シンクレア(コントラバス)
ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)
吉田爽子(ヴァイオリン)
マリアンナ・ドーティ(ヴィオラ)
ルーカス・ハンベルガー(ヴィオラ)
クリストフ・コワン(チェロ)
ヨナタン・ペシェク(チェロ)
アレクサンドル・ザネッタ(ホルン)
シャンチ・リー(ホルン)
ジョルジョ・パロヌッツィ(ハープシコード)
【録音】
2019年3月&4月、Adullam Stiftung礼拝堂(バーゼル、スイス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年05月12日 00:00