すべて初出!アーノンクール&コンセルトヘボウ管『ライヴ放送録音集1981-2012』(15枚組)
すべて初出音源!
アーノンクールとコンセルトヘボウ管による未発表放送録音集!!
2015年12月に演奏活動の引退を表明、翌2016年3月5日86歳で死去した指揮者のニコラウス・アーノンクール。1975年3月21日に指揮したJ.S.バッハの『ヨハネ受難曲』の伝説的なデビュー公演以来、コンセルトへボウ管弦楽団とは密接な関係を保ってきました。2000年からは名誉客演指揮者のポストに就き、2013年10月25日と27日の2日間に亘り、アムステルダムでおこなったコンセルトヘボウ管との最後のコンサート「ブルックナーの第5交響曲」(映像で発売済/RCO14106,RCO14103)まで、コンセルトヘボウ管との公演は延べ276に上り、そのどれもが観客にとっても忘れがたい特別なコンサートとなっています。
当ボックスセットには、1981年の「モーツァルト:交響曲第41番"ジュピター"」から、2012年の「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス」までの未発表放送音源がCD15枚分収録されています。
今でこそ古楽器やピリオド奏法が広く知られていますが、それは古楽界の先駆者であるアーノンクールの活躍が大きく影響しています。また、バロックや古典派の音楽をモダン楽器でどう演奏するかという貴重な知識をオーケストラにもたらしただけではなく、彼の音楽哲学はロマン派の音楽においても同様の説得力を持ち、現在まで受け継がれています。アーノンクールが残した数々の名演奏とともに、アーノンクールとコンセルトへボウ管の演奏史を振り返ることのできる内容です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
《CD1[79:14]
《CD2[61:30]
J.S. バッハ
ヨハネ受難曲 BWV245(1724/1749)[124:10]
クルト・エクヴィルツ(テノール:福音史家)
ロベルト・ホル(バス:イエス)
ヨランタ・ラデック(ソプラノ)
マルヤーナ・リポフシェク(アルト)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
アントン・シャリンガー(バス)
録音:1984年4月15日
《CD2》(続き)
メンデルスゾーン:
詩篇第42「枯れた谷に鹿が水を求めるように」Op. 42[26:34]
録音:2009年4月26日
《CD3》[48:18]
《CD4》[67:32]
ハイドン:
オラトリオ《天地創造》Hob.XXI-2[100:54]
録音:2000年10月22日
《CD4》(続き)
モーツァルト:
演奏会用アリア「どうしてあなたを忘れられよう」K. 505 [10:52]
シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)
マリア・ボン(ピアノ)
録音:1992年1月9日
《CD5》[64:08]
モーツァルト:
交響曲第39番変ホ長調 K. 543 [29:48]
交響曲第40番ト短調 K. 550 [34:20]
録音:1991年1月27日
《CD6》[67:26]
モーツァルト:
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」[38:48]
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415/387b [28:38]
マルコム・フレイジャー(ピアノ)
録音:1981年9月18日
《CD7》[68:08]
《CD8》[58:22]
ベートーヴェン:
ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123[86:09]
マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(アルト)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バリトン)
オランダ放送合唱団(合唱指揮:ミヒャエル・グレイザー)
録音:2012年4月25日
《CD8》(続き)
ベートーヴェン:
交響曲第1番ハ長調 Op.21 [26:29]
ああ不実なる人よ Op. 65[13:52]
シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)
録音:1998年3月19日
《CD9》[54:50]
シューベルト:
交響曲第8(9)番 ハ長調《ザ・グレイト》D 944[54:50]
録音:1992年11月11日
《CD10》[75:03]
シューベルト:交響曲 第7(8)番 ロ短調《未完成》D759 [28:34]
録音:1997年11月7日
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68[46:29]
録音:1996年3月24日
《CD11》[74:52]
シューマン:
マンフレッド序曲 Op.115[12:03]
交響曲第1番 変ロ長調 Op.38「春」[31:55]
交響曲第3番変 ホ長調 Op.97「ライン」[30:38]
録音:2004年11月28日
《CD12》[80:02]
ブラームス:
悲劇的序曲 Op.81[14:14]
交響曲第3番 へ長調 Op.90[37:41]
録音:1996年1月20日
ドヴォルザーク:
聖書の歌 Op.99[28:07]
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
録音:2004年11月28日
《CD13》[66:32]
ドヴォルザーク:
交響曲第7番 ニ短調 Op.70 [39:20]
録音:1998年3月20日
リハーサル断片 [27:14]
録音:1998年3月16-17日
《CD14》[80:40]
ブルックナー:
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」[61:56]
録音:1997年4月3日
ヨハン・シュトラウス2世:
美しく青きドナウ Op.314[9:35]
《こうもり》より 三重唱「ひとりになるのね」、「故郷の調べは」*[8:57]
マグダ・ナドール(ソプラノ)
アーリーン・オジェー(ソプラノ)*
トーマス・ハンプソン(バリトン)
録音:1984年6月7日
《CD15》[81:51]
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」Op. 21&61[81:51]
ユリア・クライター(ソプラノ)
エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
ゲルト・ベックマン(ナレーター)
オランダ室内合唱団(合唱指揮:クラース・ストック)
録音:2009年4月26日
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2022年09月14日 18:00