アーマン&バイエルン放送合唱団、ベルリン古楽アカデミー/モーツァルト: 戴冠式ミサ
モーツァルトがザルツブルク時代後期に作曲した教会音楽によるコンサートのライヴ録音が登場!
「戴冠式ミサ」の名はモーツァルトの命名ではありませんが、ウィーンの宮廷では人気があったらしく、1791年の神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の戴冠式で宮廷楽長アントニオ・サリエリの指揮により演奏されています。作曲当時は教会で演奏される音楽が過度に複雑になるのを禁じていたため、わかり易く華やいだ曲想が好まれた理由かもしれません。ここではほぼ同時期に書かれたと見られる教会ソナタや晩課を加え、祝祭的な雰囲気を演出しています。ソリストに実力派の若手・中堅を揃えた、気鋭の古楽アンサンブルとの共演で、バイエルン放送合唱団もアクセントの利いた精彩に富んだ演奏を聞かせます。
(ブックレットに歌詞は掲載されていません)
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1-2. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317 - キリエ、グローリア
3. 教会ソナタ K. 326
4. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317 - クレド
5. 創造主の御母 K. 277
6-8. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317 - サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ
9-14. 主日のための晩課 K. 321
【演奏】
カタリナ・コンラディ(ソプラノ)
ソフィー・ハームセン(メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)
クレシミル・ストラジャナッツ(バス)
ラファエル・アルパーマン(オルガン)
バイエルン放送合唱団
ベルリン古楽アカデミー(ピリオド楽器使用)
ハワード・アーマン(指揮)
【録音】
2022年5月19-21日
ミュンヘン、ヘルクレスザール
(ライヴ録音)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年12月08日 00:00