トランペット奏者、マティルダ・ロイドのソロ・アルバム!『カスタ・ディーヴァ~オペラ・アリア集(トランペットのためのトランスクリプション版)』(SACDハイブリッド)
エリック・オービエ国際トランペット・コンクール第1位!注目の女流トランペット奏者、マティルダ・ロイドのChandosファースト・ソロアルバム!
注目の若き女流トランペット奏者、マティルダ・ロイドのChandosデビュー・アルバムは、19世紀のイタリア・オペラにインスパイアされたアリア集。
ロイドは、2014年にBBC Young Musician of the Year Brass Finalを受賞し、2016
年にはBBCプロムスでデビュー。2017年にフランスで開催されたエリック・オービエ国際トランペット・コンクールでは第一位に輝くなど、次代の名手の一人と言える存在です。ザールブリュッカー・ツァイトゥング紙(2020年3月号)の言葉を借りれば、「完璧なサウンドとヴィルトゥオーゾ的テクニック」で聴衆と批評家を魅了し、その演奏は毎回独特のセンスを発揮しています。これまでにケンブリッジ大学、英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、マルメ音楽大学では、現代最高峰のトランペット奏者の一人であるホーカン・ハーデンベルガーに師事。ハイドンからトマジ、リゲティまで幅広いレパートリーを誇る彼女は、一流の作曲家や音楽家との定期的なコラボレーションによる新作の初演を行うなど、トランペットのレパートリー拡大にも尽力を注いでいます。
本アルバムでは、ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティの作品を中心に、オペラの黄金時代におけるトランペットの音色を追求。トランペットへの愛に溢れた彼女の甘く切ない音色と、磨きあげられたテクニックにより、トランペットという楽器の美しさ、音楽性、技術的な素晴らしさを紹介するだけでなく、聴く者の心に作品の持つ真の魅力を訴えかけています。
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:ディトレフ・リンドン、マティルダ・ロイド(日本語訳:生塩昭彦)
『カスタ・ディーヴァ(清らかな女神よ) ~オペラ・アリア集(トランペットのためのトランスクリプション版)』
【曲目】
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):歌劇《ザイラ》 より「Liete voci!」、 「Ah sì, questo di mia vita」
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835):歌劇 《テンダのベアトリーチェ》 より「私の忠実な友よ!...しかし、ああ!ただ独り」
ジャン=バティスト・アーバン(1825-1889):ベッリーニの歌劇《テンダのベアトリーチェ》 のカヴァティーナによる変奏曲
ベッリーニ:歌劇《カプレーティとモンテッキ》 より「ああ、幾たびか」
アーバン:ベッリーニの歌劇《ノルマ》(清らかな女神よ)による変奏曲
ルイジ・リッチ(1805-1859):歌劇 《ピエディグロッタ祭》 より タランテラ・ナポレターナ
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):歌劇《セミラーミデ》 より「ああ!あの日を私はいつでも覚えている」
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):ハバネラ VWV1019、歌劇 《最後の魔法使い》 より 雨の歌 VWV2002
ロッシーニ:前奏曲, 主題と変奏(原曲:ホルンとピアノのための)
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):歌劇 《愛の妙薬》 より「人知れぬ涙」、歌劇 《ドン・パスクァーレ》 より 第2幕への前奏曲、「騎士はあの眼差しを」
【演奏】
マティルダ・ロイド(トランペット)
ラモン・ガンバ(指揮)
ブリテン・シンフォニア
【録音】
2022年8月3日-5日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2023年03月02日 00:00