アルゲリッチと共演したルノー・カプソンのDGデビュー・アルバムがLPで登場『ベートーヴェン/シューマン/フランク』(2枚組)
アルゲリッチと共演したルノー・カプソンのDGデビュー・アルバムがLPで登場
ルノー・カプソン/マルタ・アルゲリッチ~ベートーヴェン/シューマン/フランク
フランスを代表するヴァイオリニスト、ルノー・カプソンのDG第1弾アルバムがLPで登場。2022年4月にフランス、エクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭で行われたマルタ・アルゲリッチとのコンサートのライヴ録音で、CDは11月に発売となり好評を博しています。収録されているのはヴァイオリンとピアノのための3つの有名な作品。シューマンのソナタ第1番、ベートーヴェンのソナタ第9番『クロイツェル』、フランクのソナタ イ長調です。このコンサートは2022年4月に亡くなったばかりの、二人にとって友人であり仲間であったアメリカのピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュに捧げられたものです。若いヴァイオリニストとすでに伝説のピアニストとして30年前に初めて出会ったカプソンとアルゲリッチは、いまや確固たるデュオとなりました。お互いを知り尽くし、二人でステージに出ていくときはいつも「不安は全くない」とカプソンは話します。「まるで手をつないでジャンプしているようだ」と。
ルノー・カプソンは1976年フランスのシャンベリ生まれ。14歳よりパリ国立高等音楽院に学び、その後ベルリンに移りトーマス・ブランディスとアイザック・スターンに師事しました。数々の賞も受賞しています。ソリストとして第一線で活躍する他、ベルリン・フィル、ボストン響を始め、多くの一流オーケストラと共演しています。カプソンはまた若い世代のアーティストたちを支援し、新しい音楽を委嘱する仕事でもすでによく知られています。2013年に自身が創設したエクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭の音楽監督、2016年からはグシュタード冬音楽祭の音楽監督を務めています。また2021年秋にローザンヌ室内管弦楽団の芸術監督に就任しました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
《LP 1》
[Side A]
1-3) シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105(第1楽章:Mit leidenschaftlichem Ausdruck/第2楽章:Allegretto/第3楽章:Lebhaft)
[Side B]
1-3) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(第1楽章:Allegretto ben moderato/第2楽章:Allegro/第3楽章:Recitativo – Fantasia. Ben moderato)
《LP 2》
[Side A]
1) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(第4楽章:Allegretto poco mosso)
2) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』(第1楽章:Adagio sostenuto – Presto
[Side B]
1-2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』(第2楽章:Andante con variazioni/第3楽章:Finale)、
【演奏】
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
【録音】
2022年4月 フランス、エクサン・プロヴァンス、イースター音楽祭(ライヴ・レコーディング)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2023年03月09日 00:00