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〈タワレコ限定・高音質〉ケンペ&ミュンヘン・フィル ALTUS x TOWER RECORDS 旧譜2W (SACDハイブリッド) 再プレス

ケンペ&ミュンヘン・フィル

2020年に発売以来ロングセラーを続けているケンペ&ミュンヘン・フィルのブルックナー2曲とブラームス:交響曲全集を再プレスいたしました。元々、BASF原盤で日本ではテイチクからLPやCDが出ていましたが、マスター紛失などでその後は不遇の状況でした。2020年にALTUSの斎藤啓介氏により、決定盤としてのマスタリングを行い、SACDハイブリッド盤で復刻したのが本作です。リリース以来、この二つの名盤について、ようやく音質的な面でも納得できる盤が出来たとの評価をいただいています。
(タワーレコード)

 

<製品化にあたって>
元々BASFレーベルで録音された、晩年のケンペとミュンヘン・フィルによる貴重なセッション録音。様々なレーベルの盛衰と共にオリジナル・アナログマスターテープは消失してしまったため、今回はオリジナル盤の旧発売元から提供されたマスターを使用して製品化しました。これは現存するマスターの中で最良の状態のものと言えるでしょう。さらに丁寧なマスタリングを施し最大限の音質改善を図りSA-CDハイブリッド盤として復刻。音質に恵まれてきたとは決して言い難いこの名盤が、今までにない鮮度で蘇りました。

<マスタリングに関して>
マスタリングにあたっては、Altusレーベルの新しい技術である〈High Sampling Overtone〉を積極的に採用しています。これは録音時もしくはデジタル化の際に起こりうる音質劣化、またはマスターテープそのものの経年劣化などの要因により「失われてしまった倍音成分」を復活させるもので、イコライジングで高域を強調するのとは違い、元となる音色の倍音のみを持ち上げる技術です。いくつかの帯域でポイントを探り、倍音を加え、本来の響きに近い理想的な効果が出るように調整を行いました。これにより高音域の硬さが取れて音の粒立ちが際立ち、透明度の高い広がりのある響きを獲得しました。その効果はCD層でも十分に感じられるでしょう。SACD層で聴くとより一層こまやかな表情となり、自然な倍音の響きを楽しむことが出来ます。

<今回の音源発売にあたって>
独Profil社のギュンター・ヘンスラー氏を通して、ルドルフ・ケンペの未亡人であり権利者であるコルドゥラ・ケンペ氏に連絡を取り、音源の使用許可を得ました。コルドゥラ・ケンペ氏からは以下のコメントを頂戴しております。

 「この録音は私自身がミュンヘン・フィルの団員として演奏していた時期のものです。レコーディング・セッションにも参加しており、私にとっても非常に大切な、思い出深い録音です。音楽を愛する方々がこの貴重な音源を再び聴けるようになるのは、まったく望外の喜びです。」
※夫人は1969年よりヴァイオリニストとして、またオーケストラ最初の女性奏者の一人として、ミュンヘン・フィルに在籍。ケンペ指揮によるベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの一連の録音にもすべて参加していました。

<仕様>
※ALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、2020年2月に< High Sampling Overtone >を用いて最新マスタリング。
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用、 ※通常パッケージ仕様、 ※新規解説付、 ※盤印刷面:緑色仕様、 ※世界初SA-CD化

ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」、第5番(SA-CDハイブリッド)
ルドルフ・ケンペ、ミュンヘン・フィル
[ATKSA1001/2 (2SA-CDハイブリッド) 4,900円+税]

ケンペのブルックナー

ケンペ最晩年のブルックナー2曲を最新復刻!
作品のありのままの姿を自然に鳴り響かせる、ケンペ美学の最終到達点。
未亡人公認の復刻。オリジナルマスターを彷彿とさせるかつてない響きを再現。世界初SA-CD化!

※ 世界初SA-CD化。SA-CDハイブリッド盤
※ ALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、2020年2月に< High Sampling Overtone >を用いて最新マスタリング
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも掲載)
※ 通常ジュエルパッケージ仕様
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ 解説:平林直哉氏(新規解説)他、解説書合計12ページ

【収録曲】アントン・ブルックナー:
<DISC1>
1. 交響曲 第4番 変ホ長調 『ロマンティック』(1878/80年稿)
<DISC2>
2. 交響曲 第5番 変ロ長調(原典版)
【演奏】
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・ケンペ(指揮)
【録音】
1975年5月25~27日(2)、1976年1月18~22日(1)  
ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー
【原盤】
BASF
【Remaster】
2020年2月にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、<High Sampling Overtone>を用いて最新マスタリング

ブラームス:交響曲全集、ハイドンの主題による変奏曲(SA-CDハイブリッド)
ルドルフ・ケンペ、ミュンヘン・フィル
[ATKSA1003/5 (3SA-CDハイブリッド) 6,300円+税]

ケンペのブラームス

ケンペ最晩年のブラームス:交響曲全集を最新復刻。
ケンペの境地が最高の形で結晶した名盤が、過去最高峰の響きで蘇る!
未亡人公認の復刻。オリジナルマスターを彷彿とさせるかつてない響きを再現。世界初SA-CD化!

※ 世界初SA-CD化。SA-CDハイブリッド盤
※ ALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、2020年2月に< High Sampling Overtone >を用いて最新マスタリング
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも掲載)
※ 通常ジュエルパッケージ仕様
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ 解説:板倉重雄(新規解説)他、解説書合計12ページ

【収録曲】
ヨハネス・ブラームス:交響曲全集、ハイドンの主題による変奏曲
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ハ短調 作品68
<DISC2>
2. 交響曲 第2番 ニ長調 作品73、 3. ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
<DISC3>
4. 交響曲 第3番 へ長調 作品90、 5. 交響曲 第4番 ホ短調 作品98
【演奏】
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・ケンペ(指揮)
【録音】
1975年5月(1)、1975年12月12、13、15日(2)、1975年11月13、15日(3,4)、
1974年11月14~16日(5)  ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー
【原盤】
BASF
【Remaster】
2020年2月にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、<High Sampling Overtone>を用いて最新マスタリング

カテゴリ : ニュース タワー限定 タワーレコード オリジナル企画 | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック) ANTON BRUCKNER

掲載: 2023年04月11日 12:00

更新: 2023年09月04日 00:00