レイボヴィッツの正規初出音源!ヴェーベルン:パッサカリア、シューベルト(レイボヴィッツ編):グラン・デュオ
フランス国立視聴覚研究所音源提供
レイボヴィッツの正規初出音源が登場!
ベートーヴェンの「エグモント」序曲(1958年/モノラル)、
ヴェーベルンの「パッサカリア」&シューベルト(レイボヴィッツ編)の「グラン・デュオ」(1966年/ステレオ)!
積極的なリリースが続いているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの復刻で、1958年1月11日演奏のベートーヴェンの「エグモント」序曲、1966年6月17日演奏のヴェーベルンの「パッサカリア」とシューベルト(レイボヴィッツ編)の「グラン・デュオ」を収録しております。
ワルシャワに生まれ、亡命先のフランスを拠点に活躍した指揮者レイボヴィッツ。ヴェーベルンに作曲を学んだこともあり、新ウィーン楽派の作品を積極的に演奏し、同時代を生きた作曲家への貢献度も高い指揮者です。
シューベルトの「グラン・デュオ(大二重奏曲)」は、作品の原曲は4手のためのピアノ・ソナタで4楽章構成の大作。この作品に交響的な性格を見出したシューマンが高く評価し、その後ブラームスがヨーゼフ・ヨアヒムに管弦楽版を編曲するようにすすめ、1855年にヨアヒム編の管弦楽版が生まれました。ここではヨアヒム版ではなくレイボヴィッツ編曲版で演奏。作曲家の師ヴェーベルンの「パッサカリア」とレイボヴィッツ自ら編曲したシューベルトの「グラン・デュオ」を組み合わせた意欲的なプログラムを聴くことができます。
※日本語帯・解説は付きません。
(キングインターナショナル)
【曲目】
●ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84(8'56)
ルネ・レイボヴィッツ(指揮)
パリ放送交響楽団
録音:1958年1月11日/サル・エラール(RTF放送用録音)【モノラル】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
●ヴェーベルン:パッサカリア Op.1(11'38)
●シューベルト(レイボヴィッツ編):グラン・デュオ(大二重奏曲) D.812 Op.140
(I.アレグロ・モデラート 16'15 / II.アンダンテ 11'45 / III.スケルツォ 7'20 / IV.アレグロ・ヴィヴァーチェ 13'30=48'27)
ルネ・レイボヴィッツ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
録音:1966年6月17日/パリ放送局内104スタジオ【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年07月12日 00:00