ロイヤル・コンセルトヘボウ管のメンバーで構成される室内アンサンブル、カメラータRCO!ルーカス・マシアス・ナバロ指揮によるマーラー:交響曲第4番(室内アンサンブル版)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで構成される室内アンサンブル、カメラータRCOと、元RCO首席オーボエ奏者でもある指揮者、ルーカス・マシアス・ナバロ!エルヴィン・シュタインが「私的演奏協会」のためにアレンジした室内アンサンブル版のマーラー第4番!
2007年から2015年までロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)の首席オーボエ奏者を務めたほか、クラウディオ・アバドから厚く信頼されルツェルン祝祭管弦楽団やアバドが設立したモーツァルト管弦楽団(ボローニャ)の首席奏者にも招かれるなど、名実ともにトップ・オーボイストに登り詰めたスペイン出身のルーカス・マシアス・ナバロ。
現在は活躍の場を指揮者というポジションに移し新たな経験と実績を積み上げているナバロが、RCO退団後の2017年に“古巣”RCOのメンバーで構成されるカメラータRCOを指揮した、室内アンサンブル版によるマーラーの交響曲第4番。
この室内アンサンブル版は、主宰する私的演奏協会でこの作品を演奏したいと望んでいたシェーンベルクの依頼で、弟子であり友人でもあったエルヴィン・シュタインによって編曲されたもの。
金管楽器を一切使用せず、各パート1名ずつの弦楽器と木管楽器にピアノとアコーディオンを加えた12名編成となっており、室内楽的な響きがこの作品の持つ天国的な美しさと好相性を生み出しています。
ソプラノ独唱には幅広いコンサート・レパートリーを持ち、RCOとの共演経験も持つオランダ出身のソプラノ、ユディト・ファン・ヴァンロイを起用。こちらも見事な歌唱を聴かせてくれています。
(東京エムプラス)
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:Thomas Beijer(日本語訳:SOREL)
【曲目】
マーラー:交響曲第4番 ト長調(エルヴィン・シュタイン編曲室内アンサンブル版)
【演奏】
カメラータRCO
ルーカス・マシアス・ナバロ(指揮)
ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
【録音】
2017年5月18日-20日、MCO(ヒルフェルスム、オランダ)
Gutman Records からリリースされているカメラータRCOのタイトルはこちら!
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年08月03日 00:00