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メゾ・ソプラノのレア・デザンドレ、トーマス・ダンフォードのテオルボによる共演!『イディール』

イディール

レア・デザンドレの歌唱、トーマス・ダンフォードのテオルボによる、シャルパンティエからポピュラーまでの300年に渡る、清純な愛を歌ったアルバム

レア・デザンドレとトーマス・ダンフォードは、チェンバリストのジャン・ロンドーと同世代のフランス音楽界の最先端で活躍。清澄でのびやかな声は、今やモーツァルトやバロック・オペラには欠かせない存在として、多くの著名な指揮者、歌劇場から引っ張りだこのメゾ・ソプラノ歌手。ステージ映えが群を抜き、悲恋のヒロインからコミカルな役どころまで、その多彩な表現力は美しく愛らしく、ファンも多く、彼女目当てに集まる観客は年々増え続けるばかり。202l年の「フィガロの結婚」のケルビーノ役では、パリ・オペラ座をはじめ、出演者の中で一番喝采を浴びていたほど。その彼女が最も心を砕き、ライフワークとしているのがダンフォードとのデュオ。フランス、イタリア、イギリス、どんなジャンルの音楽もふたりの手にかかると、聴き手はたちまち心底にゆっくりと沈み込むような美の感興に包まれてしまいます。

このアルバムは、愛をテーマにした300年にわたるフランス歌曲を中心に、声とリュートの出会いから生まれたもの。バロック時代の宮廷歌曲、原曲がピアノと声楽のためのロマンティックな歌曲、そしてバルバラのシャンソン、フランソワーズ・アルディなどのポピュラー曲までを、リュートとともに再現するフランスの旋律。その300年にわたる音楽の進化の中で音楽の伝統が受け継がれてきたフランス歌曲の芸術を、その親密でリズミカルな側面から描写し、憧れ、欲望、魅惑、幸福など、清純な愛の感情がさまざまな形で探求されています。

※ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説付き
著作権の関係上、歌詞の日本語訳は付属しません。
(ワーナーミュージック)

【曲目】
オノール・ダンブリュイ:『わたしたちを優しく包む、木々の静けさ』
レイナルド・アーン:『ネエル』
フランソワーズ・アルディ:『恋の季節』**
エリック・サティ:『グノシェンヌ 第1番』*
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:『ぼくを苦しめるだけの女性に』H 450
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:『暖炉のそばで、恋の営み』H 446
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:『陰惨な荒れ地から荒れ地へ、暗い気持ちで野に下る』H 469
アンドレ・メサジェ:喜歌劇『仮面の愛』~恋人は二人
エリック・サティ:『ジムノペディ 第1番』*
ミシェル・ランベール:『彼女は羊飼い、優しくて一途』
レイナルド・アーン:『クロリスに』
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:『この木陰なら誰も来ないから』H 467
ロベール・ド・ヴィゼー:『組曲 第7番 ニ短調』~サラバンド*
フランソワーズ・アルディ:『一日の最初のしあわせ』
セバスティアン・ル・カミュ:『何も聞こえないよ、この木立に来れば』
クロード・ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』~私の長い髪は
ミシェル・ランベール:『恋したあの人の亡霊は』
ミシェル・ランベール:『毎日、あなたから蔑まれていれば』
ロベール・ド・ヴィゼー:『組曲 第7番 ニ短調』~シャコンヌ*
バルバラ:『ねえ、いつ戻ってくるの?』
セバスティアン・ル・カミュ:『夜が続くにまかせましょう』
ジャック・オッフェンバック:喜歌劇『美しきエレーヌ』~神聖な恋

[*は器楽曲]

【演奏】
レア・デザンドレ(メゾ・ソプラノ)
トーマス・ダンフォード(テオルボ&歌**)

【録音】
2023年5月2-6日、スイス、La Chaux-de-Fonds

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月25日 12:00