サヴァール/マレ&クープランのヴィオール曲集~長岡鉄男氏絶賛のASTREEの優秀録音2タイトルがアナログLPで登場!
ALIA VOX の大名盤2タイトルがLPで登場!
長岡鉄男氏絶賛のASTRÉEサウンドがよみがえる!
1975&76年録音のASTREE音源2タイトル(現在はALIA VOXに移行)がアナログLPで登場。ASTRÉEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるヴィオール音楽を、とことん味わうことができます。ALIA VOXのSACDシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがマスタリングを手掛けています。
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻!
深遠すぎる≪スペインのフォリア≫
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場!冒頭には≪スペインのフォリア≫も入った聴きどころ満載の内容です。1976年録音のASTREE音源(現在はAVSA 9872のボックスにSACD Hybrid盤として所収)。ASTREEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるマレの音楽を、とことん味わうことができます。フォリアといっても乱痴気騒ぎのムードはまったくなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。≪人間の声≫での深々としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえる演奏です。ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!
(キングインターナショナル)
【曲目】
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より
・スペインのフォリア II. 20
・人間の声 II. 63
・組曲 ロ短調
プレリュード Prelude, II. 83
小さなファンタジー Petitte fantaisie, II. 84
アルマンド Allemande, II. 85
クーラント Courante, II. 87
サラバンド Sarabande, II. 88
サラバンド Sarabande, II. 89
ジーグ Gigue, II. 90
ジーグ Gigue, II. 91
メヌエット Menuet, II. 92
ガヴォット Gavotte, II. 93
メヌエット Menuet, II. 94
リュリ氏のトンボー Tombeau po' Monsr de Lully, II. 95
【演奏】
ジョルディ・サヴァール(7弦のヴィオラ・ダ・ガンバ/17世紀末、フランス、作者不詳)、
アンヌ・ギャレ(チェンバロ/ヨアンネス・ルッカース、18世紀半頃)、
ホプキンソン・スミス(テオルボ/ヤコブ・ファン・デ・ゲースト,1974年)
【録音】
1975年7月、サン・ランベール・デ・ボワ教会(フランス)
録音エンジニア:ジョルジュ・キッセルホフ
サヴァールのASTREEデビュー盤。
ぞくっとするほどの濃厚な美しさ。
1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集。もともとサヴァールの一連の録音はASTREEレーベルからのリリースでした(のちに、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げ新録音をリリースすると同時に、1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集のLP盤。故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。当時30代前半だったサヴァールが、同世代の名手ふたりとともに、はりつめた緊張感にみちた素晴らしい演奏を展開している大名盤です。
この「ヴィオール曲集」(1728)は、クープラン晩年の作品。その創作力、才能が絶頂にあった頃のものです。1728年は、クープランの宮廷の中でも最高のヴィオール奏者といわれたフォルクレと並ぶマラン・マレが逝去した年でもありました。晩年になってもバス・ド・ヴィオールに取組んだことも興味深いですが、クープランは、当時すでに消えかかっていた伝統に敬意を表したとも考えられるでしょう。第1組曲は7曲から成り、フランスのスタイルで書かれた懐古的な性格を持ちます。ガヴォット楽章の和音など、思わずぞくっとするほどの美しさ。終曲の壮麗なパッサカイユ(またはシャコンヌ)も見事としか言いようがありません。第2組曲は4曲から成り、こちらはどちらかというとイタリア的。第3曲の「葬儀」は静謐な緊張感に満ちた傑作。終曲の「白いシャツ」は無窮動の曲で、超絶技巧が要求されます。サヴァール、そしてコープマンとモレットの見事な演奏、注目です!
ここでも、ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!
(キングインターナショナル)
【曲目】
F.クープラン:ヴィオール作品集(1728)
第1組曲〔プレリュード、アルマンド・レジェレ、クラント、サラバンド・グラーヴ、ガヴォット、ジーグ、パッサカイユまたはシャコンヌ〕
第2組曲〔プレリュード、フゲット、ポンプ・フネーブル(葬儀)、ラ・シュミーズ・ブランシュ(白いシャツ)〕
【演奏】
ジョルディ・サヴァール(7弦のバス・ド・ヴィオール(17世紀末、フランス、作者不詳))
アリアーヌ・モレット(バス・ド・ヴィオール(1697年、ロンドン、Barak Norman))
トン・コープマン(クラヴサン(17世紀末、ジルベール・デ・リュイソー)
【録音】
1975年/サン・ランベール・デ・ボワ教会(フランス)
録音エンジニア:ドクター・トーマス・ガリア
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP アナログレコード
掲載: 2023年09月13日 00:00