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飯守泰次郎&東京シティ・フィル/ブルックナー:交響曲第8番 2023年4月7日 サントリーホール・ライヴ

飯守泰次郎

作品への情熱的な献身、そして伝説に昇華する導き―日本の演奏史に比類なき足跡を刻み、去る8月15日に逝去した大指揮者 飯守泰次郎。
1960年代にミトロプーロス、カラヤン両国際コンクールに入賞。70年代からバイロイト音楽祭で歴史的公演に参加した後、東京シティ・フィル、名古屋フィル、関西フィル、仙台フィルの常任指揮者を歴任しました。シティ・フィルとは2000年、2010年にベートーヴェン全交響曲演奏会、さらに2000-08年には、演奏会形式を超えた<オーケストラル・オペラ>でワーグナーの7作品公演をおこないました。
2014-18年には新国立劇場のオペラ芸術監督を務め、ハリー・クプファー新演出による『パルジファル』を皮切りに、『ニーベルングの指環』を含むワーグナー作品を演奏、そしてカタリーナ・ワーグナーの鮮烈な演出『フィデリオ』でのベートーヴェンの精神を体現する名演は、同劇場開場20周年シーズンを国際的な成功へと導いたのです。
受賞歴も数多く、2000年第32回サントリー音楽賞、2012年日本芸術院賞、文化功労者は特筆すべきもので、2014年12月より芸術院会員を務めました。
弊社は1998年に演奏されたブルックナー「ロマンティック」以来、飯守指揮による数々の名演を製品化してまいりました。
当該CDは2023年4月7日におこなわれた、東京シティ・フィル特別演奏会の記録です。奇しくも最晩年の演奏となったブルックナー、すべての虚飾を排し人智を超えた境地がここにあります。
(フォンテック)

【曲目】
ブルックナー(1824-1896):交響曲 第8番 ハ短調

【演奏】
飯守泰次郎(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

【録音】
2023年4月7日 サントリーホール ライヴ録音

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2023年11月20日 00:00