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R.シュトラウス生誕160年記念ベスト盤!『THE BEST ー リヒャルト・シュトラウス』(2枚組)

リヒャルト・シュトラウス

2024年に生誕160年を迎えるリヒャルト・シュトラウス、究極の2枚組ベスト!

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)について
ミュンヘン宮廷歌劇場の第1ホルン奏者の息子として生まれたシュトラウスは、同時代のマーラー(1860-1911)と並ぶ後期ロマン派最大の作曲家だ。短命だったマーラーと違って長寿を全うしたシュトラウスの活動期間は20世紀なかばにまで達したが、20世紀音楽の新たな潮流(現代音楽)には全く影響されず、自らが理想とする19世紀以来の作風を追求。時代を超越した傑作の数々を遺している。《ばらの騎士》を筆頭とする「オペラ」においては、モーツァルト&ワーグナーと共に、ドイツ語圏における最重要作曲家の1人に数えられ、映画『2001年宇宙の旅』に使われた《ツァラトゥストラはかく語りき》が名高い「交響詩」の数々は、そのほとんどが今もオーケストラの重要なレパートリーとなっている。さらには10代なかばから、この世を去る前年の84歳まで書き続けた「歌曲」の素晴らしさも見逃せない。指揮者としても活躍したシュトラウスの姿は映像にも遺されている。これはまさに、彼が手掛けたロマンティックな音楽とは裏腹に、近現代を生きた作曲家であることの証に違いない。ちなみに、ウィーンのヨハン・シュトラウス一族との血縁関係はない。
(2024年1月 田中 泰)        
(ユニバーサルミュージック)

【収録内容】
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
[Disc1]
1)アルプス交響曲 作品64 ~夜
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、小澤征爾(指揮)

2)交響詩 《ドン・ファン》 作品20
ベルリン国立管弦楽団、リヒャルト・シュトラウス(指揮)

3)交響詩 《英雄の生涯》 作品40 ~英雄
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

4)交響的幻想曲 《影のない女》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、クリスティアン・ティーレマン(指揮)


5)交響詩 《ツァラトゥストラはかく語りき》 作品30 ~序奏
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

6)楽劇 《ばらの騎士》 演奏会用組曲(1945)~I.Con molto agitato
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、クリスティアン・ティーレマン(指揮)

7)楽劇 《サロメ》 作品54 ~サロメの踊り
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・プレヴィン(指揮)

8)歌劇 《インテルメッツォ》 作品72からの4つの交響的間奏曲 ~第3曲:トランプのテーブルを囲んで
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・プレヴィン(指揮)

9)オーボエ協奏曲 ニ長調 ~第2楽章:Andante
マルティン・ガブリエル(オーボエ)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・プレヴィン(指揮)

[Disc2]
1)歌劇 《ナクソス島のアリアドネ》 ~一体何を考えてよいのかも判らない
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮) 他

2)交響詩 《死と変容》 作品24
クリーヴランド管弦楽団、ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

3)交響詩 《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》 作品28
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、カール・ベーム(指揮)

4)交響詩 《ドン・キホーテ》 作品35(騎士的な性格の主題による幻想的変奏曲)~サンチョ・パンサ
ミッシャ・マイスキー(チェロ)、タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ズービン・メータ(指揮)

5)家庭交響曲 作品53 ~Ⅰ.Thema(BewegtーSher lebhaftーRuhig)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・プレヴィン(指揮)

6)4つの最後の歌 ~第4曲:夕映えの中で
ルネ・フレミング(ソプラノ)、ミュンヘン・フィルハーモニー交響楽団、クリスティアン・ティーレマン(指揮)

7)ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11 ~第1楽章:Allegro
ラルス=ミヒャエル・ストランスキー(ホルン)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・プレヴィン(指揮)

8)小二重協奏曲 AV147(クラリネットとファゴットのための)~第1楽章:Allegro moderato
ディミトリ・アシュケナージ(クラリネット)、キム・ウォーカー(ファゴット)、ベルリン放送交響楽団、ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年01月19日 16:30