ベルリン古楽アカデミー/C.P.E.バッハ:交響曲集~コンサートマスターは平崎真弓とゲオルク・カッルヴァイト!
ベルリン古楽アカデミーによるC.P.E. バッハの交響曲集完結編の登場!
コンサートマスターは平崎真弓とゲオルク・カッルヴァイト!
ベルリン古楽アカデミーによる長年のプロジェクト、C.P.E.バッハの交響曲全曲録音の最終巻の登場です!
コンサートマスターは平崎真弓(トラック表で*印)、そしてゲオルク・カッルヴァイト(トラック表+印)。平崎真弓は《ビーバー:ロザリオのソナタ》(KKC6610) でレコード芸術2023 年2 月号特選、さらに2024 年2 月発売のムック「レコード芸術2023 年総集編」で美山良夫氏セレクトの音楽史部門の第3位に選ばれるなど、その評価、注目度とも急上昇中の奏者です。ゲオルク・カッルヴァイトは長年同団でコンサートマスターを務めており、その音楽づくりは広く知られるところです。
1982 年結成のベルリン古楽アカデミーが20 年あまり取り組んでいるC.P.E. バッハ。J.S. バッハの息子であり、その自由と独創性によってハイドンやモーツァルトへの道を切り開いた重要な存在です。C.P.E. バッハの交響曲は、管弦楽のための交響曲が11、弦楽のための交響曲が8 (うち1曲は、管弦楽のための交響曲の弦楽版)。これまでの録音は、HMC 901622 にWq 183-2, 183-3, 182-2, 182-6、HMG 501711 にWq 173, 178, 179、HMM902420 にWq 175, 183-4、HMM 902601 にWq 180, 181、HMC 902132 にWq 173、HMC 902167 にWq.183-1 が収録。
C.P.E. バッハの交響曲は、ベルリン時代(1738-68) そしてその後移ったハンブルク(1768 年以降) の初めのころに多く書かれました。
当盤に収録の174, 176, 177 はいずれも1750 年代半ば、C.P.E. の創作力が最高潮にあった時期の作。
ベルリン古楽アカデミーの実力をもってしても、C.P.E. バッハの交響曲は創意に満ち、大きなチャレンジだといいます。期待にたがわずC.P.E. のオリジナリティと創意を、このうえない形で聴くことができる内容です。
今回、平崎真弓がコンサートマスターを務める楽曲もあり、楽団の世代交代をも感じさせる重要な録音の誕生となりました。
(キングインターナショナル)
[日本語帯・解説付き]
【曲目】
C.P.E.バッハ:交響曲集
・交響曲 ハ長調 H.649, Wq.174 *
・交響曲 ニ長調 H.651, Wq.176 *
・交響曲 ホ短調 H.652, Wq.177 +
・交響曲 ト長調 H.657, Wq 182-1 +
・交響曲 ハ長調 H.659, Wq.182-3 +
・交響曲 イ長調 H.660, Wq.182-4 *
・交響曲 ロ短調 H.661, Wq.182-5 +
【演奏】
ベルリン古楽アカデミー
〔コンサートマスター:平崎真弓(*印)、ゲオルク・カッルヴァイト(+印)〕
【録音】
2023年1月、b-sharp
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年02月22日 00:00