Holly Cole(ホリー・コール)『ダーク・ムーン』世界的ジャズ・シンガーが最新アルバムを完成。日本限定のデラックス・エディションも発売
カナダ出身のヴォーカリスト、ホリー・コールの13枚目のスタジオ・アルバム!
CD2枚組のデラックス・エディションが発売されるのは日本のみ。これは長年熱心に声援を送り続ける日本のファンへのホリー・コールからの素敵なスペシャル・プレゼントといえるでしょう。
国内盤2CD
輸入盤CD
輸入盤LP
■作品詳細
この新作は、長年彼女のライヴ・パフォーマンスを支えてきたパートナー達に加えて、新たなミュージシャン勢の協力も仰ぎ、彼女独自のスタイルを際立たせた真のアンサンブル・プロジェクトといえる内容に仕上がっています。この新作について、「このアルバムには、即興の精神を取り入れたいという強い思いがありました。また、それと同時に、私の音楽のサウンドの本質は、アレンジにあると考えています。
今回は事前のリハーサルを殆ど行わずにスタジオに入ったため、スタジオにいる間、どの曲も私達にとっては途轍もなく新鮮に感じられました。私が一緒に演奏するミュージシャン達は皆、曲のアレンジに大いに貢献してくれています。それぞれ一人一人に光が当たる瞬間の音を聞きたいと私は思い、皆で演奏しながらアレンジの大部分がまとまっていきました。このアルバムが完成した時に聞こえてくるのは、その曲のどこが好きなのかを私達が発見する瞬間であり、それこそが私にとって本質的な部分なのです」と、ホリー本人は語っています。
新作でのスモーキーな彼女の歌声は官能的で、アレンジはスマートかつセクシーである一方、彼女と彼女を支えるミュージシャン達は、今回特に、マーティ・バリン、ペギー・リー、ハル・デヴィッド、バート・バカラック、ジョニー・マーサーら、『ニュー・アメリカン・ソングブック』の作家達による楽曲を中心に、伝統的なジャズやポップス、そしてカントリーのスタンダード曲を他に類のない独自の方法で再構築しています。
国内盤はSHM-CD仕様で、2021年にリリースされたライヴ・アルバム『モントリオール(Live)』に、2011年のグレン・グールド・スタジオで収録されたジョニー・ナッシュのヒット曲「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」と、1995年のモントリオール公演で録音された「コーリング・ユー」という2曲のライヴ音源を追加したスペシャル・ボーナス・ライヴ・ディスクをカップリングしたCD2枚組のデラックス・エディションとして発売。
2021年にリリースされたアルバム『モントリオール(Live)』は、2019年にモントリオール国際ジャズ・フェスティバルの40周年を祝い、デヴィッド・ピッチ(ベース)とアーロン・デイヴィス(ピアノ)と共に、オリジナル・メンバーでホリー・コール・トリオを再結成して出演したモントリオールにあるキャバレー〈ライオン・ドール〉で行なわれた特別なコンサートの模様を収録。今回はその『モントリオール(Live)』に収録された6曲に加えて、ホリー・コールの代名詞的な日本でも今なお人気の高い2曲のライヴを追加した全8曲入りのスペシャル・ボーナス・ライヴ・ディスクをニュー・アルバムにカップリング。
■デラックス・エディション収録曲
DISC1 『ダーク・ムーン』 01. ステッピン・アウト・ウィズ・マイ・ベイビー 02. ホエア・フラミンゴズ・フライ 03. ムーン・リヴァー 04. ノー・ムーン・アット・オール 05. マイケルへのメッセージ 06. エキサイティング・ライフ 07. ダーク・ムーン 08. カミン・バック・トゥ・ミー 09. キス・ミー・クイック 10. ウォーク・アウェイ・レネー 11. ジョニー・ギター
DISC2 『モントリオール(Live)』 01. ローラの望むままに 02. リトル・ボーイ・ブルー 03. ガール・トーク 04. トーク・トゥ・ミー・ベイビー 05. ユーヴ・ガット・ア・シークレット 06. バリ・ハイ 07. アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ (ライヴ・アッド・ザ・グレン・グールド・スタジオ2011) ※ボーナス・トラック 08. コーリング・ユー (ライヴ・アッド・ザ・セント・デニス・シアター・イン・モントリオール、ケベック1995) ※ボーナス・トラック
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