アンタル・ドラティ&ロンドン交響楽団『アンタル・ドラティ・イン・ロンドン Vol.1<限定盤>』29枚組 2025年3月上旬発売
ハンガリーの巨匠指揮者によるマーキュリーのステレオ初期の名盤を集大成 第1巻CD29枚組ボックス・セット
輸入盤CD29枚組
ハンガリー出身の指揮者アンタル・ドラティがロンドンで行った録音、マーキュリーのステレオ初期の名盤をまとめたセット(全2巻)がエロクァンスより発売されます。第1巻の『アンタル・ドラティ・イン・ロンドンVol.1』には1956年7月から1961年7月の録音が収録されています。CD29枚組ボックス・セット。限定盤。ドラティとロンドン交響楽団は演奏シーズンを終えた後、毎年2週間にわたり集中的に録音を行いました。彼らがマーキュリーのエンジニアたちとともに非常に高いレベルを追求したことで、これらのアルバムは芸術的にも商業的にも輝かしい成功を収めました。レパートリーにはドラティが得意としている曲目が並んでいます。リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』、ストラヴィンスキーの『火の鳥』などの他、リズミカルで洗練された演奏が特徴のハイドン(第45番、第100番、第101番)やモーツァルト(第40番)の交響曲、ドラティの演劇的才能を引き出したヴェルディやワーグナーのオペラからの管弦楽曲集、ハチャトゥリアンの『ガイーヌ』やコープランドの『アパラチアの春』『ビリー・ザ・キッド』などのバレエ音楽が収録されています。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ではピアニストのバイロン・ジャニスと、ブラームスではヴァイオリニストのヘンリク・シェリングと、ドヴォルザークではチェリストのヤーノシュ・シュタルケルと共演し、心の通じ合った名演を披露しています。ドヴォルザークの序曲『謝肉祭』はCDとして初めてリリースされます。
このコレクションのために執筆された新たなエッセーの中で、デイヴィッド・パットモアは、ドラティがマーキュリーともロンドン交響楽団ともこうした関係を築けたのには、マーキュリーのチームが新たに唯一無二の臨場感を持つ、"出来事"となる録音を作りたいという強い思いを持っていたことがあると明かしています。
オリジナル・ジャケット仕様。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
《CD 1》
プロコフィエフ:
1-6) 組曲『3つのオレンジへの恋』Op.33a
7-10) スキタイ組曲Op.20
[録音]1957年7月
《CD 2》
モーツァルト:
1-4) セレナード第13番ト長調K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
5-8) 交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』
[録音]1956年7月
《CD 3》
1-4) リムスキー=コルサコフ:『金鶏』組曲
5) ボロディン:だったん人の踊り(歌劇『イーゴリ公』より)(リムスキー=コルサコフ&グラズノフによる管弦楽編)
[演奏]ロンドン交響合唱団(5)
[録音]1956年7月
《CD 4》
メンデルスゾーン:
1-4) 交響曲第3番イ短調Op.56『スコットランド』
5) 序曲『フィンガルの洞窟』Op.26
[録音]1956年7月
《CD 5》
レスピーギ:
1-5) 組曲『鳥』
6-8) ブラジルの印象
[録音]1957年7月
《CD 6》
ブラームス:
1-10) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
11-26) ハンガリー舞曲集WoO1
[録音]1957年7月(1-10)、1965年7月&1957年7月(11-26)
《CD 7》
ハイドン:
1-4) 交響曲第100番ト長調Hob.I:100『軍隊』
5-8) 交響曲第101番ニ長調Hob.I:101『時計』
[録音]1957年7月
《CD 8》
ヴェルディ:
1) 歌劇『運命の力』序曲
2) 歌劇『ナブッコ』序曲
3) 歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲
4) 歌劇『椿姫』より第1幕への前奏曲
5) 歌劇『椿姫』より第3幕への前奏曲
[録音]1957年7月
《CD 9》
ヘンデル:
1-5) 組曲『水上の音楽』(H.ハーティ編)
6-9) 王宮の花火の音楽
[録音]1957年7月
《CD 10》
1-8) ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』
9) チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
[録音]1960年6月(1-8)、1959年6月(9)
《CD 11》
1) スメタナ:モルダウ(連作交響詩『わが祖国』より)
2) ムソルグスキー:交響詩『はげ山の一夜』(原典版)
3) リスト:交響曲第3番『前奏曲』S.97
4) シベリウス:悲しきワルツ(劇音楽『クレオマ』Op.44より第1曲)
[録音]1960年6月
《CD 12》
1-22) ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』
[録音]1959年6月
《CD 13》
ワーグナー:
1) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と「愛の死」
2) 歌劇『タンホイザー』より序曲と「ヴェーヌスベルクの音楽」
3) 歌劇『ローエングリン』より第3幕への前奏曲
[録音]1959年6月
《CD 14》
エネスク:
1) ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11 No.1
2) ルーマニア狂詩曲第2番ニ長調Op.11 No.2
リスト:
3) ハンガリー狂詩曲第6番S.359 No.3(リスト&F.ドップラーによる管弦楽編)
4) ハンガリー狂詩曲第2番S.244 No.2(K.ミュラー=ベルクハウスによる管弦楽編)
[録音]1960年6月
《CD 15》
ドヴォルザーク:
1-4) 交響曲第8番ト長調Op.88
5) 序曲『謝肉祭』Op.92*
6-9) 交響曲第7番ニ短調Op.70
[録音]1959年6月(1-5)、1963年7月(6-9)
《CD 16》
コープランド:
1-8) 組曲『アパラチアの春』(マーサのためのバレエ)
9-17) バレエ『ビリー・ザ・キッド』
[録音]1961年6月
《CD 17》
1-4) チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
[録音]1961年6月
《CD 18》
1) リムスキー=コルサコフ:『ロシアの復活祭』序曲Op.36
2) ボロディン:歌劇『イーゴリ公』序曲(グラズノフによる管弦楽編)
3-7) リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
8) ボロディン:だったん人の踊り(歌劇『イーゴリ公』より)(リムスキー=コルサコフ&グラズノフによる管弦楽編)
[演奏]ロンドン交響合唱団(8)
[録音]1959年6月(1-7)、1956年7月(8)
《CD 19》
1-4) ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
[録音]1959年6月
《CD 20》
ベートーヴェン:
1-3) ウェリントンの勝利Op.91
4)『レオノーレ』序曲第3番Op.72b
5) バレエ『プロメテウスの創造物』Op.43より序曲
[演奏]ディームズ・テイラー(ナレーション)(1-3)
[録音]1960年6月
《CD 21》
ベルク:
1-5) 歌劇『ルル』組曲
6-8) 歌劇『ヴォツェック』Op.7(抜粋)
[演奏]ヘルガ・ピラルツィク(ソプラノ)[録音]1961年6月
《CD 22》
1-4) チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
[録音]1960年6月
《CD 23》
1-4) モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
5-8) ハイドン:交響曲第45番嬰ヘ短調Hob.I:45『告別』
[録音]1961年6月
《CD 24》
1-3) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
[演奏]バイロン・ジャニス(ピアノ)
[録音]1961年6月
《CD 25》
ワーグナー:
1) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲
2) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より「聖金曜日の音楽」
3) 歌劇『タンホイザー』序曲
4) 歌劇『ローエングリン』より第1幕への前奏曲
[録音]1960年6月(1,2,4)、1959年6月(3)
《CD 26》
1-3) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
4) ブルッフ:コル・ニドライOp.47
[演奏]ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
[録音]1962年7月
《CD 27》
1-23) チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』Op.71
[演奏]ロンドン交響合唱団
[録音]1962年7月
《CD 28》
1-3) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
[演奏]ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
[録音]1962年7月
《CD 29》
1) ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
2-5) シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
6-10) ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
[録音]1962年7月(1,6-10)、1963年7月(2-5)
*初CD化
【演奏】
アンタル・ドラティ(指揮)
ロンドン交響楽団
【録音場所】
ロンドン
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2025年01月30日 18:00