カラヤン＆ベルリン・フィル『ベートーヴェン: 交響曲第4番、シュトラウス: 交響詩「英雄の生涯」、他』UHQCD2枚組 2025年3月下旬発売

カラヤン1967年のフィレンツェ・ライヴ、ステレオ！

輸入盤 UHQCD2枚組

カラヤンの正に全盛時代60年代後半の絶倫ライヴ!しかもステレオ録音です。手兵ベルリンフィルを率いてのヨーロッパ楽旅中のライヴ。このコンサートはトスカーナ出身のトスカニーニ没後10年を記念するものでした。フィレンツェ市立歌劇場は残響に乏しいものの、オンマイクで生々しく一階最前列で聞いているような印象。「英雄の生涯」はお得意のレパートリーですが、意識的に遅いテンポを採用し引きずるような重々しさも意外な程です。ヴァイオリン・ソロは名手シュヴァルベ。バッハが自らチェンバロを弾いているバッハも必聴。ベートーヴェン:交響曲第4番は、巨匠の得意曲です。淀みのない美しい清流を見るかの名演。残念ながら第1楽章にテープの揺れが見られます。ハイドン変奏曲も光彩陸離の華麗さで、カラヤンの表現力の幅には脱帽するばかりです。新マスター採用で音質向上。
(ミューズ貿易)

【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第4番、シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(1967年5月15日ライヴ)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番、「ブラームス:ハイドン変奏曲(1967年5月14日ライヴ)

【演奏】
カラヤン指揮
ベルリンフィル
ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
カラヤン(チェンバロ)