ユッカ=ペッカ・サラステ&ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 『シベリウス:交響曲全集』 3枚組 2026年6月4日発売
掲載: 2026年04月16日 14:30

「シベリウスのオーケストラ」ヘルシンキ・フィルと首席指揮者サラステ。ともに至上の高みを目指した3度目の交響曲全集が登場!
輸入盤CD(3枚組)
国内仕様盤CD(3枚組)
※ 国内仕様盤には神戸智氏による日本語解説が付属します。
■作品詳細
シベリウスの交響曲第1番から第6番を初演し、「シベリウスのオーケストラ」を自任するヘルシンキ・フィル。1982年から87年にかけてベルグルンドと、2002年から04年にかけてセーゲルスタムと交響曲全集の録音をリリースしてきました(日本に限ればオッコ・カムと渡邉暁雄が分担した1982年の日本ツアーのライヴも出ていました)。2023年からヘルシンキ・フィルの首席指揮者・芸術監督を務めるサラステも、1987年から89年にかけてフィンランド放送響と交響曲全集をセッション録音。1993年にはサンクトペテルブルクでのライヴによる全集をリリースしています。両者にとって3度目となる録音がここに完成しました。
このプロジェクトは、サラステの首席指揮者就任とともに「Sibelius & Saraste」として2023年に始まったもので、当初、現代におけるシベリウス演奏の指標となるものを映像に残すことを目的としました(その映像は2026年4月現在、Stage+で見ることができます)。この演奏が成功に終わったことから、両者は共に3度目となるCDでの全集リリースを決意。ただし第1番についてはサラステの強い意向で全曲録り直しとなった(Stage+とは別演奏)他、第2番以降も所々で映像とは別のテイクが採用されているとのこと。録音とマスタリングは、強烈な音響で話題になったセーゲルスタムの「Earquake」など数々の優秀録音を手掛けた大ベテランのエンノ・マエメツが担当。オーケストラのスケール感とエネルギーを損なうことなく伝えてくれるのも魅力です。
1956年生まれのサラステは録音時点で60代後半。映像で見る指揮は腕を大きく使い、エネルギッシュでダイナミック。これらの曲に対する確信が伝わってきます。演奏時間を比べると1993年のフィンランド放送響盤とほぼ同じですが、緩急やダイナミクスの幅が大きくなり、アクセントをより強調するようになって、表現が緻密かつ劇的になっていると感じます。同時に内声をはっきりと出すようになり、弦が一体となって旋律を歌いあげる場面での木管の細かな動きが浮かんで来るのも魅力で、シベリウスのスコアに対するサラステの理解を聴き手が共有しやすくなっています。
オーケストラはややほの暗い音色ながら演奏はホット。クライマックスでは白熱したサウンドと共に壮麗な盛り上がりを聴かせ、その中で低音楽器群の動きをしっかり伝える録音も見事です。シベリウス演奏史のマイルストーンとして歴史に残るであろうダイナミックな全集が誕生しました。第2番と第5番は演奏後に拍手が収録されています。
※ 国内仕様盤には神戸智氏による日本語解説が付属します。
(ナクソス・ジャパン)
■収録曲
ジャン・シベリウス(1865-1957):
【CD1】
1-4. 交響曲第1番 ホ短調 Op. 39(1899/1900)
5-8. 交響曲第4番 イ短調 Op. 63(1911)
【CD2】
1-4. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 43(1902/1903)
5-7. 交響曲第5番 変ホ長調 Op. 82(1915/1916/1919)
【CD3】
1-3. 交響曲第3番 ハ長調 Op. 52(1907)
4-7. 交響曲第6番 ニ短調 Op. 104(1923)
8. 交響曲第7番 ハ長調 Op. 105(1924)
【演奏】
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター
2026年1月13日…交響曲第1番
2025年12月13-14日、18-19日…交響曲第2番、第3番
2025年4月2-3日…交響曲第4番
2024年11月6-7日…交響曲第5番
2024年11月20-21日…交響曲第6番、第7番
第1番:セッション、第2番から第7番:ライヴ
総収録時間:約219分
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カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)